弁理士

【ステップ解説】「弁理士とは?」から「試験合格後」までのロードマップ

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【必見】弁理士になるための勉強を始める前に必ず見て欲しい情報

みなさん、こんにちは!

みなさんが今この記事を読んでいるということは、以下のような悩みを抱えているのではないでしょうか?

みなさんの悩み

・弁理士について興味があるけど、弁理士についてあまり詳しくない…

・弁理士試験ってどんな試験なの?

・弁理士試験ってどんな勉強をすればいいの?

・弁理士になったらどんなことができるようになる?

・弁理士の収入についても気になる…

・とにかく弁理士について知りたい!

せっかく弁理士を目指すのですから、資格のことをしっかり理解した上で勉強を開始したいですよね。

最初に結論を申しますが、弁理士は目指す価値は大いにある資格です。

ぜひ、みなさんが弁理士を本気で目指すきっかけとしていただけたら嬉しいです!

最後までお付き合いいただければと思います。

この記事の信頼性

ひの

ひのブログ弁理士部門執筆者:ひの(社会保険労務士)

【筆者プロフィール】

名前:ひの

僕はひのと言います。

3度の社労士試験受験、2年半の試験勉強を経て令和元年度社労士試験で合格しました。

長きにわたる士業の受験勉強を経験し、資格試験で抑えるべきツボと、必要な対策は理解しています。

自身の経験の良かったなと思うところと後悔したところなどを踏まえて解説させていただきます。

弁理士部門の記事内容については、法律専門家による監修済み。

【STEP1】弁理士はどんな資格?仕事内容や気になる年収などについて解説

弁理士とは?

法律関係の士業というと、弁護士や司法書士などは聞いたことがあるけど、弁理士ってどんな仕事をするのかな?

まずは、「そもそも弁理士って?」というところから始めていきたいと思います。

弁理士を一言で言えば、

知的財産に関する専門家

です。

知的財産とは、人間の知的活動によって生み出されたアイデアや創作物のことを言います。

例えば、何かのデザインやロゴも知的財産ですし、音楽や絵画なども知的財産です。

そして、それらの知的財産に対してその人が持つ権利のことを、知的財産権と言います。

みなさんがご覧いただいているこの「ひのブログ」もサイト自体が知的財産となります。

例えば、特許権や意匠権、商標権、実用新案権などが知的財産権に当たります。

みなさんがよく耳にする著作権なんかも知的財産権の一種ですね。

弁理士という職業は、このような知的財産の専門家(プロ)だということになります。

そんな弁理士の役割については、「弁理士法」という法律により明記されています。

その弁理士法によると、「経済及び産業の発展に資すること」が弁理士の役割であり、使命とされています。

では、弁理士はどのようにして上記の役割(経済及び産業の発展に資すること)を果たすのでしょうか?

弁理士の仕事内容

弁理士の仕事内容ですが、大きく3つに分けることができます。

【弁理士の仕事内容】

●知的財産権の取得手続き
クライアントが発明した知的財産について特許庁に出願して権利化します。

●知的財産に関する紛争解決(裁判など)
知的財産発明者であるクライアントに有利になるよう訴訟をします。

●その他知的財産に関する取引やコンサルティング
企業の特許戦略などについてアドバイスや指導をしたり、著作権管理をしたりします。

弁理士の仕事内容は、上記のとおり「知的財産全般」に渡ります。

ひの

知的財産の種類は多岐に渡るので、弁理士にはさまざまな知識や教養が求められます。

弁理士の年収

一般的に弁理士の平均的な年収は、500万円から600万円だと言われています。

独立開業したら1,000万円以上も全然可能です。

平均年収というのはまったく活動しない人もいる中での平均なので、少し低くなる傾向があります。

弁理士自体は非常に稼げる仕事だと思います。

【STEP2】弁理士試験の概要について

弁理士試験の概要

弁理士試験の概要について見ていきます。 以下の表にまとめたので、ご覧ください。

受験資格無し
(学歴や年齢、職種によらず受験可能)
受験料12,000円
受験日程①願書受付終了:4月初旬
②短答試験:5月初旬から中旬
短答試験合格発表:5月下旬
③論文試験(必須科目):7月初旬
④論文試験(選択科目):7月下旬
論文試験合格発表:9月下旬
⑤口述試験:10月下旬
⑥最終合格発表:11月初旬
受験場所東京、大阪、仙台、名古屋、福岡などの大都市にて開催(※HP要確認)

弁理士試験の出題科目(出題方式)

弁理士試験は3段階に分かれています。

3段階のそれぞれで出題科目も違います。

弁理士試験の3段階

①短答試験
出題科目:特許法・実用新案法(20問)、意匠法(10問)、商標法(10問)、条約(10問)、著作権法・不正競争防止法(10問)
【特徴】マークシート形式で、基礎的な知識が問われる

②論文試験
出題科目:必須科目は特許法、実用新案法、意匠法、商法
     選択科目は理工I〜Ⅴ、法律の6つから一つ選択
【特徴】論文試験の中でも必須科目と選択科目で分かれており、基礎的な知識を応用できるかが問われる

③口述試験
出題科目:特許法、実用新案法、意匠法、商法
【特徴】面接形式で行われる

【ポイント①】
特許法、実用新案法、意匠法、商法は3段階全てで出題される。再重要科目ということになります。

【ポイント②】
論文試験の選択科目(理工I〜Ⅴと法律)の内容
・理工I:機械、応用力学
・理工II:数学、物理
・理工Ⅲ:化学
・理工Ⅳ:生物
・理工Ⅴ:情報
・法律:主に民法

ひの

知的財産の内容はさまざまなので、弁理士に求められる知識もさまざまになります。だから、法律と全く関係のない理工系の分野にも精通しておく必要があります。

弁理士試験の合格基準

弁理士試験では、どれくらいの点を取れば合格できるのでしょうか?

弁理士試験には、3種類の試験それぞれに明確な合格基準があります。

それが、以下のような基準になります。

弁理士試験の合格基準

①短答試験
全体で65%以上かつ、各科目40%以上の得点率

②論文試験
必須科目では各科目の得点の平均が54点以上かつ、47点未満の科目がないこと

③選択科目
得点率60点以上であること

④口述試験
各科目A,B,Cの3段階で評価され、C評価が2つ以上ないこと

ひの

全体での得点率だけでなく、各科目にも基準が設定されているため、「苦手科目を作らず満遍なく知識をつけること」が大切になってきます!

弁理士試験の難易度と合格するための勉強時間

弁理士試験への挑戦を決意する上で、その試験の合格率はとても重要ですよね。

そこでここでは、弁理士試験の合格率を紹介します。

【弁理士試験の合格率】

・短答試験:10%~20%

・論文試験:25%前後

・口述試験:90%前後

→全体での最終合格率は…

6%~10%

ひの

「たったの10%くらいしかないの!?」と思ってしまうかもしれませんが、必要以上に怖がる必要はありません。
ほとんど勉強せずに受験する人もたくさんいますし、中には記念受験の人もいます。

司法書士試験の合格率は3%ほどですし、弁理士試験は法律系士業の中ではまだ取得しやすい資格と言えます。

だからといって簡単な士業ではありません。

弁理士試験合格のための勉強時間は?

弁理士試験への合格に必要な勉強時間は、一般的に3,000時間ほどと言われています。

平日に2~3時間を勉強に費やし、休日は7~8時間ほど費やせば、2年~3年ほどで合格できる水準に達します。

なかなか大変な勉強時間だと思いますが、通信講座などを利用して効率的に勉強が出来れば、もっと短い時間で合格することも可能です。

【STEP3】弁理士試験に合格するには?合格率を「爆上げ」する勉強方法は?

弁理士試験合格を目指すには、2種類の勉強方法を当サイトでは推奨しています。

・独学

・通信講座

予備校などに通学という手もありますが、仕事や家事の合間を縫って受講しに行くのは至難の業かと思います。

まず独学について見ていくと、

【メリット】コストが安い、自分のペースで勉強できる

【デメリット】重要な論点がわかりにくい、情報の取捨選択が難しい、論文試験対策が困難

などが挙げられます。

独学は難しそうだ…

そこで当サイトでは、通信講座を利用することをおすすめしています!

通信講座には以下のような特徴があります。

・弁理士試験合格のためのノウハウが分かる!

・スキマ時間を活用してなど、効率よく勉強できる!

・弁理士試験の「プロ」に直接指導してもらえる!

先ほど弁理士試験の勉強時間は3,000時間必要と言いましたが、通信講座を活用すれば、効率よく勉強が進められるので、もっと短期で合格を目指すことも可能です。

ひの

通信講座のデメリットは独学に比べて費用が高いことです。ただ、合格率10%以下の弁理士試験においては通信講座の利用は必須と言えます。

【STEP4】弁理士資格をどうやって活かす?弁理士の働き方

弁理士試験に合格した後は、どんな未来が待っているのでしょうか?

弁理士の資格を活かした働き方には、主に3つの種類があります。

①企業内弁理士として働く

②法律事務所で働く

③独立開業する

1つめの企業内弁理士は、一般企業に所属して弁理士として仕事をします。
所属する企業の知的財産を保護したり、新たに知的財産権を取得する手助けをしたりするのが業務です。

2つ目が法律事務所に所属して弁理士として働くという方法です。
特定の企業に限らず、クライアントのために知的財産全般に関する業務をこなしていきます。

3つ目の独立開業は、一番夢のある働き方です。
成功すれば、年収1,000万円以上、活躍している方なら年収2,000万円なども可能です。
独立の場合、弁理士としての能力以外にも、経営者としての能力も求められるので、一番難しい働き方でもあります。

ひの

どのような働き方であれ、「経済及び産業の発展に資する」という弁理士の役割を果たせることに間違いはありません!

まとめ

弁理士とは何か?というところから解説してきました。

これらのことが分かってきました。

弁理士試験を受験してみようというみなさんのチャレンジを全力でサポートさせていただければと思います。

ぜひ、一緒に弁理士試験勉強を頑張っていきましょう!

是非よろしくお願いします!