こんにちは、ひの(@Hino__Blog)です。
私は、令和元年度社会保険労務士試験に合格しました。現在は企業で総務として給与計算や社会保険事務を主に行っています。
この記事では、これから独学で社会保険労務士試験に挑戦しようという方に心構えやおすすめの教材を紹介したいと思います。
前提として独学はあまりおすすめしない
まず、最初に言ってしまいますが、社労士試験において独学での挑戦はあまりオススメしません。
なぜなら、合格までに時間がかかってしまうことが多いからです。
理由としては、
- 法改正情報などの対応が難しい
- わからない事項を解決する手段がない
からです。
最短ルートで合格を目指そうということであれば資格通信講座の受講をオススメします。
それでもやっぱり独学での受験をする方へ
それでも独学で勉強したいという方もいらっしゃると思います。
独学のメリットといえばなんと言っても金銭的な負担が少ないことです。
教材を揃えようと思っても大体1万円程度で全て揃ってしまいます。
通信講座の相場が5〜15万程度であることを考慮すると相当な安さですね。
独学教材の選び方
社労士試験の教材で必要なのは
・テキスト
・問題集(過去問集)
の二つです。
書店に行くと色々なテキストが並んでいると思いますが、基本的にはどのテキストでも良いと思います。
パラパラとめくってみて、自分の感覚に合いそうなテキストを選びましょう。
その際の注意点として、テキストと問題集は同じ会社が作成したものを買いましょう。
やはり、解説や、問題集とテキストのページ数の紐付けなど、同一の会社が作成したものを使用する方が断然使い勝手もいいですし、理解も早まると思います。
おすすめの教材
私がユーキャンの通信講座で勉強していた際に使用していたテキストを紹介いたします。
テキスト
ユーキャンの速習レッスンです。
このテキストの良さといえば、
・3分冊になっていて持ち運びが容易
・構成がシンプルでスッと頭に入りやすい
・単純に紙質が好き
こんな感じでした。
働きながら受験される方が多い社会保険労務士試験ですので、労働保険編・社会保険編・一般常識編と3分冊になっていて、持ち運びが容易であることは非常に良い点だと思います。
内容についても、私がこのテキストを使用した年の試験で合格しましたので、このテキストで合格できないということはありません。
問題集
続いて問題集です。
こちらは、私が受講していたユーキャンのオプション講座に過去問がありませんでしたので、個人的に買って勉強していた教材です。
解説もしっかり記載されていますし、問題の数も350問と、しっかりと勉強ができる量掲載されているので、問題をときながら覚えたい私にはぴったりでした。
模試が3回分付属されているという点もよかったですね。
初学者の方には
こちらは私は使用しておりませんが、法律初学者の方向けに社労士試験導入編として出版されたテキストとのことです。
初学で不安を感じる方、勉強時間に余裕がある方は購入しても良いかもしれません。
おすすめの勉強法
それは、とにかく問題を解くことです。
テキストを読んで理解してから問題を解くと時間がかかり過ぎてしまいますし、テキストのどの部分を重点的に理解すれば良いのかわからないまま読むことになり、結果的に理解も深まりません。
敵を知り、己を知ることが戦の勝利には欠かせません。
資格試験において敵とは、問題であり、その参考になるのが過去問です。
まずは過去問をときましょう。
過去問の傾向を分かってからテキストを読むと理解が早いですよ。
独学するにあたってして欲しいこと
それはただ一つ
模試を受け、全問正解できるまで繰り返すこと
です。
どこの資格通信学校でも構いません。(僕はどうしてもユーキャンを進めてしまいますが・・・)
理由は、いくつかあります。
- 独学では対応できない法改正・一般常識科目の対策になるから
- 模試は予備校が叡智を結集させた本試験予想問題であり、最重要事項であるから
- 本試験の形式になれるため
もう、絶対に受けてください。
模試は絶対に必要です。ユーキャンは自宅受験で1万円程度でした。
そこはケチらないように・・・
まとめ
今回は、独学で社労士を取りたいという方に向けて記事を書きました。
・テキストと問題集は同一の会社にすること
・いきなり問題から解くこと
・模試は絶対に受験すること
これらを頭の片隅に置いていただき、頑張っていただければ独学での合格も可能であると思います。
共に頑張りましょう。
