試験当日
試験当日はとにかくその日のベストを保つために細心の注意を払いました。例えば、
・朝ごはんはカツサンド(受験に勝つ!)
・お昼ご飯は胃もたれしないように昆布おにぎりと鮭おにぎり
・試験会場に来ているみんなを自分より勉強していない人たちだと決めつける(笑)
こんなことをして、自分の自信を高めていました。
いざ、選択式問題
さあ、鬼門の選択式問題の時間が来ました。午前中のこの試験がうまくいかなかったら午後の試験が意味なくなりますので、本当に重要な時間です。
労働基準法から順番に解いていきました。あれ・・・簡単すぎる。
労災保険・・・え?簡単すぎるぞ、これはひっかけか?
と続いて、雇用保険も簡単でした。そしてついに労一へ。と思いきや怖いので健康保険に飛びました。
健康保険も厚生年金も国民年金もまあまあの手応えです。
いきましょう。労一・社一。
まずは社一から
船員保険法?まじか、と思いつつ、聞かれている内容は健康保険法で勉強したところだったとの、健康保険法と船員保険法が死亡時の補償額が同じで願いながらなんとか終わらせました。
そして労一。
どかーーん!
はい、一問もわかりません。この3年間積み上げてきたものがガタガタと音を立てて崩れていくのを目の当たりにしました。頭もクラクラしてきます。
終わった。。。。
ただ、マークシート問題ですので白紙で出すわけにはいきません。
なんとか答えを絞り出さないといけない。国家検定に合格するとなんて名乗れるんだ・・・
そういえば、FP3級を3年前に受験したとき、合格証書に「技能」って書いてあったぞ。
じゃあ「技能士」か「技能検定士」だ。どっちだ。
技能検定士は文字が長すぎる。「技能士」だ!
ということで1点ゲットです。あとは正直に言います。運です。
奇跡が起きて3点取れました。運も実力のうちです。努力をした人間のもとに運はやってくるのです。
ということでスーパー綱渡り状態で選択式を見事クリアしました。
(実は社一と厚生年金もギリギリ3点で危なかったのは内緒です)
択一式問題
さあ、午後は択一式です。お昼休み、会場のみなさんが勉強や、睡眠、会話など思い思いの過ごし方をされている中、私は禁断の「選択式答え合わせ」をしていました。
何もいいことないと言われていたのに(ユーキャンは、お昼は午前の試験のことを忘れなさいと言っていました)やっぱり禁断の果実は禁じられるほどに美味しいのです。
心臓バクバク。
早速答え合わせ、ここで労一の「えるぼし」を間違えていたことが判明し、絶望です。
もうそこから先は見ませんでした。
そして最悪の状態で択一式を迎えます。
絶対に自信のある回答だけをマークしようと思い、とりあえず1周解いてみました。
えー。この時点でマークできたのは10問だけです。
あと全部分かったのもあるけど確信が持てない問題と全くわからない問題が6:4くらいの割合でした。
今年も択一式の点数は伸びないのか。。。と絶望。
1日のうちで2回絶望です。
なんとか全ての項目を埋めました。
帰宅後答え合わせ
帰宅しました。出口付近で予備校が選択式の回答速報を配っていたのでそれを受け取り帰り道で恐る恐るみました。技能士あっててもうそれで満足、残りは見れませんでした。
当日の夜8時や9時くらいには各予備校の解答速報がでそろいますので私はユーキャンの回答速報を印刷。答え合わせをしていきます。脇汗だらだらでした。
選択式を見事突破したことがわかった瞬間は歓喜でした。ただ、択一式も自信がありません。前回は択一式で涙を飲んでますので、本当に心臓が破れそうでした。
労基・安衛 7点
労災 7点
雇用 7点
よしよし、順調。もうちょっと欲しかったけどまあいいか。
労一・社一 6点(やったー)
健保法 7点
厚年法 8点
この時点で42点です。よしよし最後は国年だ。一番自信があるやつだから絶対に大丈夫だ。
と思ってたら、最初の2問正解ののち5問連続不正解。
まさかの択一足切りがよぎります。これで国年足切りだともう絶対に来年は受けないと決意してから答え合わせを再開しました。
そこからまさかの3問連続正解。計5点。
総合計は47点でした。前年の合格基準点が45点だということは多分大丈夫だ。
と歓喜したいところでしたが、妻と娘は寝ていましたので1人で小さくガッツポーズです。
実は受験終了後も戦い
社労士試験は受験終了後も戦いが続くのです。合格発表が2ヶ月先ということで、予想合格ラインを超えている人はマークミスをしたのではないかという恐怖と、予想合格ライン上にいる人は予備校合格予想や、各種掲示板での憶測に踊らされる日々が待っているのです。
私もマークミスが怖かったのと、今年は簡単だといっている人がいると合格基準点が上がるのではないかととても不安になりました。(結果的には合格基準点は45点でした)
こうして私の2年にもおよぶ社労士試験との戦いは幕を閉じたのでした。
合格後はどうなんだ
社労士試験を受験されているまたは考えている方々が結構気になるのは合格後どうなるのかということなのではないでしょうか。
これについては次回記事にいたします。