この記事は
社労士試験に独学で挑む!
という方のために、
・「ごうかく社労士基本テキスト」って評判はどうなの?
・テキストの特徴を教えて欲しい!
という疑問にお答えすべく、書いていきたいと思います。
実際に購入して、中身を吟味しました!
丁寧にレビューさせていただきますのでご安心ください!
このテキストは、
・伝統と実績の安定感抜群のテキスト
・過去問を徹底的に重視した対策
が特徴の社労士試験テキストのバイブル的な基本書でした。
その魅力をご紹介したいと思いますので、最後までお付き合いください。
ちなみに、通信講座での勉強も検討しているという方はこちらも参考にしてください。

この記事の信頼性
私はひのと申します。
令和元年(2019年)に3度目の受験で社労士試験に合格しました。
2年半の社労士試験勉強を通じて、勉強のコツを心得ていますので、その経験を踏まえたレビューをさせていただきます。
皆様の教材選びのお手伝いをさせていただきます!
「ごうかく社労士基本テキスト」の特徴
表紙はこんな感じです。

いかにも歴史あるぞって感じの表紙な感じがします。僕だけでしょうか。

厚さはこんな感じです。
大体900ページ程度ありました。
社労士テキストの中では平均的な量と言えそうです。

中はこんな感じの2色刷りです。
スッキリしている印象はありますね。
ちなみに画面左側に映っているのが監著の秋保先生です。
分冊はできず、章末や科目の終わりなどにも確認問題などはありませんでした。
いわゆる純粋なテキストという感じですね!
「ごうかく社労士基本テキスト」の良いところ
僕がこのテキストを実際に購入して感じたこのテキストの良さは
・絶対的な安定感
・基本事項や過去問に絞った対策が可能
であるところです。
絶対的な安定感
このテキストは平成8年に誕生し、それ以来20年以上にわたって社労士試験対策テキストの基本書として君臨し続けています。
独学においては、
このテキストで本当に合格できるんだろうか・・・
なんて不安になりますよね。
そういった不安を払拭してくれるのがこの伝統ある「ごうかく社労士基本テキスト」です。
資格試験で一番重要なのはテキスト選び!という人もいますから間違えないようにしたいです。
安心感のあるテキストを手に入れることは腰を据えて勉強できることにもつながりますよ。
基本事項や過去問に絞った対策が可能
このテキストの方針は、
基本事項の徹底
です。
基本事項(過去問)を中心に学習することで合格ラインである7割は到達可能との方針で編集されています。
それが故にテキストは、
シンプルイズベスト
という感じで編集されています。
制度趣旨や図解は多用されているが、その他の余計なものは省いて掲載することで、シンプルに学習が可能なところがこのテキストの魅力だと感じました。
また、次のページのように、

過去に出題された問題や、出題が予想される箇所は欄外に記載が行われています。
出題は過去問の焼き直しが基本と言われる社労士試験において過去問の徹底は必須です。
こういう情報が掲載されているのは非常にありがたいと思います!
「ごうかく社労士基本テキスト」のイマイチなところ
一方で、少し不満に思ってしまった点もあります。
・分冊ができないため持ち運びが難しい
・確認テストがないので問題集で知識の定着を確認する必要がある
という点です。
分冊ができないため持ち運びが難しい
900ページもあるテキストです。
なかなか持ち運んで学習となると難しいですよね。
座学ができる環境の人であれば机において置けますが、
通勤時間に勉強したい!という人には少し不便かもしれません。
確認テストがないので問題集で知識の定着を確認する必要がある
テキストの中には知識の定着を確認する簡単な確認テストのようなものはありません。
(他社のテキストは大体章末などに基本事項のおさらい的に確認テストがあります。)
僕は確認テスト、よく利用するのでちょっと残念です。
まあ、問題集等で補えば良いのではないかという方もいらっしゃるかと思いますが、
いきなり問題集だと少しハードルが高いんじゃないかなという印象を持ちました。
みんなの口コミ・評判
一方向のレビューとならないように、他の方の口コミを掲載します。
全科目が1冊にまとめられていて学習しやすいです。周囲にも同意見の人が多く、この試験を受けるなら必須の1冊と言われています。
Amazonレビュー
すみません、まだ口コミが少なくこれだけしか集められませんでした。
まとめ
以上、社労士独学テキストである「ごうかく社労士基本テキスト」をレビューさせていただきました。
簡単にまとめると、
・基本事項中心のシンプルでわかりやすい
・実績と安心感抜群のテキストだが
・携帯性や確認問題などの使い勝手にやや欠ける
でした。
この記事が皆さんの社労士独学教材選びのお役に立てばとても嬉しいです。
