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行政書士

行政書士会に登録しないとどうなる?登録料、会費など解説

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行政書士会に登録しない選択肢はあり?

こんにちは!

みなさんは「行政書士会」というものを知っていますか?

厳密には、「日本行政書士連合会」と言います。

実はこの行政書士会、行政書士の活動を支えたり、そもそも行政書士としてみなさんが活動したりする上で無くてはならない存在なんです。

この記事を見れば分かること

・行政書士会ってなに?

・行政書士会に登録したいけどやり方がわからない

・行政書士会って登録費用とか会費とか高そう

・高いお金を払ってでも行政書士会に登録する意味やメリットが知りたい!

みなさんのこのような悩みについて考えてみたいと思います。

ひの

行政書士会に入るかどうか迷われている方に少しでも参考になれば幸いです。

僕が合格した社労士にも、実は社労士会というものがあります。

僕が合格した直後は、社労士会について簡潔にまとめてくれているサイトも少なく、調べるのにとても苦労しました…(そして自分でページを作りました。笑)

社労士会に登録しないとどうなる?会費、メリットなど解説! ・社労士試験合格後の手続き方法は? ・社労士って本当に仕事あるの? ・どんな資格を勉強したら社労士としての価値が高まる?...
ひの

「行政書士会については、この記事さえ読めば大丈夫!」と言える記事にしています

ぜひ、最後までお付き合いください。

これから行政書士を目指す方は、ぜひ通信講座の受講をご検討ください。おすすめはコチラをチェック!

関連記事:おすすめ行政書士通信講座を徹底比較!専門家が評判を解説!

行政書士会の全体像

ここでは、そもそも行政書士会とはどんな会なのかについて解説していきます。

行政書士会とは?

まず、「日本行政書士連合会」とは、「行政書士会」の集合体のことを指します。

令和3年4月の時点では49,480人がこの行政書士連合会に所属しています。

また「法人」、つまり行政書士事務所としても登録可能で、793もの行政書士法人が登録しています。

では次に、行政書士会について説明します。

行政書士会は、各都道府県に1つずつある組織のことです。

この行政書士会ですが、入会することで初めて、行政書士と名乗ることができます。

しかも、登録しないと行政書士として業務を行なっていくこともできないんです。

そんな行政書士会ですが、加入したからといって特別な業務が増えるわけではありません。

役員レベルになると話は変わりますが、今はそこまで考える必要はありません。

登録すると、晴れて行政書士になることができ、行政書士法を遵守する必要があります。

ひの

「行政書士として活動したいのなら登録が必要」という認識で大丈夫です!

行政書士会 登録費用

行政書士として働くために行政書士試験という難関試験を突破したみなさんにとって、行政書士会に登録しないという選択肢はないかと思います。

なぜなら、行政書士として仕事をするために資格を取るからです。

資格コレクターだけなら登録しない人もいるかもしれませんが、基本的には入会する人が大半でしょう。

では、気になる登録費用や年会費等について解説していきます。

行政書士会 登録手数料

登録手数料は、25,000円です。

ひの

とても高いですよね…

登録手数料があるなら、次は入会金があります。

行政書士会 入会金

入会金は、自分が「どこの都道府県で行政書士として働くか」によって変わってきます。

各行政書士会によって入会金には変化があるということです。

例えば、東京の行政書士会に登録しようと思えば、入会金はなんと200,000円です…!

入会金が安い都道府県でも100,000円はします。

またこの他にも、登録証明書に2,000円、所属する会を変更するには4,000円の事務手数料など行政書士会に所属していれば何かと費用がかかります。

それだけでなく、なんと月会費もあるんです!

行政書士会 月会費

例えば東京の行政書士会の月会費は6,000円です。

これら全てが積み重なれば、金銭的にすごいことになりますよね。

東京で行政書士になるなら初年度で約30万円必要という事になります。

ひの

「苦労して行政書士試験に合格して資格をとったのに、お金を稼げるどころか大金を失わなければならないのか!」こう思ってしまうかもしれません。

ですが、行政書士として活動を行なっていくには、行政書士会への登録は必須です。

しかし、登録することで得られるメリットがいくつもあります。

これについては、後ほど解説します。

では、行政書士会の登録方法について解説していきます。

行政書士会への登録方法

ここでは、行政書士会への登録方法について、順をおって解説していきます。

その前に、登録に必要な書類等をまとめておきます。

次にあるものを用意した上で、登録方法を確認するようにしてください。

行政書士会登録に必要なもの

・行政書士登録申請書

・履歴書

・誓約書

・住民票の写し

・身分証明書

・顔写真

※場合によっては、公務員職歴証明書や雇用契約書が必要になる場合があります。

ひの

これらはすべて、行政書士会のホームページからダウンロード、印刷できます!また、その他の細かい条件についてもそこで確認できるので、参照にしてください。

行政書士会のホームページへ

さて、次からは、行政書士会への登録への流れについて解説していきます。

行政書士会登録手順① 必要書類を用意し記入

まずは、上で紹介した書類を用意し、記入していきましょう。

この段階で特に注意すべきことはありませんが、申請をスムーズにするためにも、書類に記入する際は楷書で丁寧に書くようにしましょう。(ここを戸惑っていては、官公庁の書類作成を主とする行政書士の仕事は出来ません。)

行政書士会登録手順② 行政書士会に必要書類を提出

書類に必要事項が記入できたら、次はそれを提出します。

この際、注意点があります。

それは、自分が活動したい場所の行政書士会に書類を提出することです。

例えば、東京で行政書士として活動したいのであれば、東京の行政書士会に書類を提出してください。

申請書類は同じですが、提出する場所が人によって違うので注意が必要です。

行政書士会登録手順③ 入会金や登録手数料を納める

必要書類を提出したら、次はお金を納めます。

金額や内訳については先ほど解説した通りです。

まとまったお金が必要ですが、納金しないと、そもそも申請が受理されずに審査が始まらない恐れがあるので、この過程をうっかり忘れないようにしましょう。

行政書士会登録手順④ 1〜2ヶ月後登録完了

ここまでの過程をミスなくこなせば、あとは待つのみです。

記入ミスなどのよっぽどのことがない限り、申請は通ります。

だいたい1〜2ヶ月ほど待つ必要があります。

これは、各都道府県の行政書士会での審査がされたあと、さらに日本行政書士連合会での審査が待っているからです。

それが終われば、行政書士会への登録や入会の通知、証明書等が郵送されます。

ひの

この段階で初めて、みなさんは胸を張って「私は行政書士だ!」と名乗ることができます!そして「先生」と呼ばれます!!

行政書士会への登録方法について、順をおって説明しました。

ここからは、行政書士試験に合格した人が行政書士会に登録する必要性、行政書士会に登録するメリットについて解説します。

行政書士会に入る必要性とメリット

ここでは、行政書士会に登録する必要性、メリットについて解説します。

行政書士として業務を行える

これは、裏を返せば行政書士会に登録しないと行政書士として活動できないということです。

登録しなければ、独立開業はおろか、事務所で働くこともできないし、そもそも行政書士の業務を行うことができないのです。

ひの

ちなみに、行政書士会に登録すれば、士業特有の「バッジ」を獲得することもできます!

コスモスの真ん中に行政書士の「行」を表す文字が書かれています。

コスモスの花言葉「調和と真心」という意味が込められているバッジです。

とても素敵なバッジを付けることが出来るのも行政書士ならではですね。

行政書士として人脈を築ける

行政書士会に登録すれば、行政書士仲間のコミュニティができて、将来の独立開業に向けた人脈づくりができます。

最初の案件獲得や仕事継続が難しい独立開業にとって、このメリットはとても重要です。

ひの

行政書士の資格をとったけど活動開始は見送りたいという人や、資格取得の実績だけが欲しかった人たちに限り、試験合格すぐの登録の必要はないかと思います。

そうでなければ、金銭的な問題を考慮しても、合格後すぐに登録した方がいいと思います!

行政書士会まとめ

行政書士会について解説しました。

行政書士としてきちんと活動していこうと思えば、登録が必要です。

みなさんも行政書士試験に合格した暁には、行政書士会に登録し、行政書士としてバリバリ働きましょう。

行政書士としての第一歩おめでとうございます。

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