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行政書士試験の「一般知識」の対策方法は?確実に足切り点を突破するためのおすすめのテキストを紹介

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「足切り」があるって本当?行政書士試験の「一般知識」対策方法について

行政書士を目指すみなさん、また行政書士に興味を抱いているみなさん、こんにちは!

この記事では、行政書士試験に臨むにあたって見落としがちな、でも大切なこと「一般知識対策」について解説していきます。

・一般知識ってなに?

・一般知識って足切り点があるの?

・「法令科目」とは違った、特別な対策方法があるの?

・足切り点が怖い…確実に足切りを突破したい!

・一般知識でアドバンテージを作りたい!

こういったみなさんの悩みや疑問は解消され、一般知識が武器になること間違いありません!

「先に要点を知りたい!」という人に、最初に大切なことを言います。

この記事の要点

文章理解で確実に得点して、対策の立てやすい情報通信・個人情報保護の分野でさらに得点を稼ごう!

詳しくは、読み進めてもらえれば解説して行きます。

ぜひ、最後までお付き合いください。

【足切りがある!?】行政書士試験の一般知識とは

まず、行政書士試験の「一般知識」について基本情報からお伝えします。

「一般知識」とはなんですか?

行政書士試験は大きく2つの分野に分けることができます。

行政書士の2つの分野

「法令科目」と「一般知識」

主に「法令科目」では、民法や行政法など法律的なことを専門的に問われます。

行政書士としての専門的な内容となります。

それに対し、「一般知識」とは、政治や経済、情報関係の知識や文章についての理解などが問われます。

つまり「一般知識」とはその名の通り、「身の回りのことに関する一般的な知識」が問われるのです。

そのため一般知識対策の際には、教科書的な勉強だけでなく、「普段からニュースや身の回りの事柄に関心を持つ」ことも重要になってきます。

また、「一般知識」には、なんと足切り点があります。

足切り点 = 「行政書士合格するためには絶対に満たさなければいけない点数」のこと

つまり、他がどんなに良くても、一般知識で足切り点数を満たしていなければ不合格になってしまうということです。

行政書士試験における足切り点は、「一般知識で14問中6問正解すること」です。

ちなみに一般知識の試験問題は、5肢択一の問題になります。

行政書士試験の一般知識は14問中6問得点する必要あり

ここからは、「一般知識」を構成する3つの科目である、

  • 政治・経済・社会
  • 情報通信・個人情報保護
  • 文章理解

この3つについてそれぞれ解説していきます。

政治・経済・社会

先ほど、「一般知識」で14問中6問得点しなければならないとご紹介しました。

実は「一般知識」は、この政治・経済・社会から、14問中7問も出題されます!

え!?それなら政治・経済・社会を完璧にすればいいんじゃないの!?

そう単純な話で無いのが行政書士試験です。

実はこの科目ですが、その名前の通り政治関連のことや選挙、金融、国際情勢、時事問題など、出題範囲の幅がとても広いのです。

ですから、「政治・経済・社会だけを完璧にしよう!」こういう目標を立てるのは望ましくありません。

というか無理だと思います。

僕の感じているレベル感としては、大学入学共通テストの政治経済レベルと思ってもらって大丈夫です。

時事問題に関しては、普段からテレビのニュースやネットの記事等に興味、関心を持って触れることで対応できるレベルです。(過去は、毎年EU関連の問題が出ていたことがあります)

法令科目の勉強と両立することは難しいかもしれませんが、バランスの良い対策をすることが大切です。

法令科目でどれだけ頑張っても、一般知識で足切りを食らっては意味がないからです。

情報通信・個人情報保護

情報通信・個人情報保護からは2、3題出題されます。

意外にも少ないですよね。

しかも、法律の勉強にメインで取り組んでいるみなさんにとって、情報関係の事柄は身構えてしまうことかもしれません。

しかし、一般知識の中でも、情報通信・個人情報保護の科目は出題範囲が狭く、問題も予想しやすいのが特徴です。

なので、出題数の少なさやとっつきにくさだけで身構えずに、しっかりと対策する必要があります。

出題内容についても、いわゆる「ネット用語」の理解を問う問題がほとんどで、対策しやすいのも特徴です。

それだけではありません。

みなさんは「行政情報関連三法」というものを知っていますか?

具体的には、

「公文書管理法」

「行政機関情報公開法」

「行政機関個人情報保護法」

の3つの法律を指します。

実は、これに「個人情報保護法」を加えた4つの法から、毎年2題程度出題されています。

ひの

つまり「情報通信・個人情報保護」からは、どんな問題が出るのかがわかっていると言っても過言ではないということです!

しかも、これらはほぼ法律の分野だと言えるので、法令科目の勉強とあまり変わりはありません。

「情報通信・個人情報保護」の科目は点数を稼げる科目です。

次は、一般知識の中でも最も重要で点数の取りやすい「文章理解」について解説していきます。

文章理解

文章理解からは、例年14問中3問が出題されます。

既に述べた2科目の問題は、数問程度落としてしまう試験です。

しかし、文章理解に関しては全問正解が目指せると思います。

というのも、文章理解を解くために特別な知識は必要ないからです。

みなさんは、学生時代にあった「現代文」の授業を覚えているでしょうか。

イメージとしては、そんな感じの問題が出題されます。

論理的に文章を理解し、簡単な文章構造に注目することさえできれば、満点は十分可能です。

ただ、問題が長いので、試験が始まったら一番最初に取り掛かるのがおすすめです。

ひの

ここまでの内容をまとめると、「政治・経済・社会」で2問、「情報通信・個人情報保護」で2問、「文章理解」で3問正解することができれば、余裕を持って足切り回避できるということになります!

とはいえ、足切りギリギリの勝負をすることは危険です。

それに、ほとんどの人が法令科目中心に勉強して一般知識はおろそかになりがちです。

なので、一般知識で8問以上正解するだけで、行政書士試験合格に向けた大きなアドバンテージになります。

「一般知識」でアドバンテージを作るための対策方法について解説していきます。

【足切り回避】一般知識で大きくアドバンテージを作るための対策方法

「一般知識」対策で気をつけるべきこと

まず、一般知識対策で注意してほしいことが3つあります。

一般知識対策で注意すべきこと
  • 試験対策はあくまでも法令科目を中心に対策する
  • 直前のみで対策しない
  • 得点には波がある

「一般知識」は得点できればアドバンテージになるとはいえ、行政書士試験は専門分野である「法令科目」がほとんどの割合を占めます。

だからと言って「一般知識」を試験直前まで手をつけないと、法令科目の確認ができなくなるほか、そもそも一般知識対策も間に合いません。

また、一般知識は年度によって難易度の差が激しいので、過去問で偶然にも高得点が取れたからといって油断することも危ないのです。

なので足切り点がある以上、適切な対策を講じる必要があります。

ひの

これら3つに気をつけた上で、具体的な対策方法についてみていきます。

政治・経済・社会の試験対策

出題範囲が広く、特定がしにくいので対策しづらいのが特徴ですが、具体的には高校生の「政治経済」のテキストを使用すると良いです。

しかし、全部覚えていてはキリがないので、重要な部分だけで構いません。

あとは、普段からニュース等に気を配り、時事問題に対応できるようにしましょう。

ただ、時事問題は「正解すればラッキー」くらいに思っておくのがベターです。

とにかく「広く浅く」これが大切です。

あとは、過去問を一通りチェックしておくのは必須と言えます。

情報通信・個人情報保護の対策

上で述べた「行政情報関連三法」は確実にとりたい分野です。

そのためには、問題集やテキストを何度も読んだり解いたりして、

・頻出問題

・重要論点

これを自分の感覚で掴んでいくしかありません。

出題範囲が狭いのが特徴なので、過去問をマスターしつつ、各法令の条文を読んでおきましょう。

文章理解

文章理解に関しては、特別な対策は必要ないと思います。

問題集や過去問を用いてコツを掴んでいきましょう。

ですが、先ほども言ったように一般知識の中で最も重要度の高い分野です。

油断せず、時間をかけて対策しましょう。(時間切れを防ぐため、一番最初に取り掛かるのがおすすめです)

行政書士試験の一般知識対策に最適なオススメテキストを紹介します

ここでは、一般知識対策に最適なテキストをいくつか紹介します。

すべて揃える必要はありませんが、一般知識対策としてお役立てください。

2021年版出る順行政書士 ウォーク問 過去問題集 2一般知識編 (出る順行政書士シリーズ)

一般知識①
引用:アマゾンより

予備校のLECが発刊しているテキストになります。

このテキストでは、一般知識の過去問のみをみっちり10年分解くことができます。

傾向や論点を把握するにはピッタリの本です。

行政書士一般知識が得意になる本2021年度(Wセミナー)

一般知識②
引用:アマゾンより

このテキストは、白黒2色刷りで解説もシンプルなテキストですが、要点が簡潔にまとまっているので一般知識対策にはもってこいです。

予想問題もついており、難易度は少し高めに設定されています。

2021年版行政書士試験択一試験過去問集(過去10年分)一般知識等編(アガルート)

一般知識③
引用:アマゾンより

行政書士通信講座を展開するアガルートが一般知識対策として出版した本です。

アガルートの有名講師が書き下ろしたわかりやすい解説は、必読です。

まとめ

一般知識対策について解説しました。

足切り点があるので、少しビビッてしまいますが、対策を講じれば怖いものはありません。

足切り突破を目標にするのではなく、「一般知識」で試験のアドバンテージを作ることを目標にしてほしいと思います。

この記事がみなさんの一般知識の得点を底上げするきっかけとなれたら嬉しいです。