社労士

【実体験】障害基礎・厚生年金年金の請求のお手伝いをした話

こんにちは、ひの(@Hino__Blog)です。

この記事では、昨年の12月から今年の5月にかけて、職場の職員の障害基礎・厚生年金の請求のお手伝い(社労士としてではなく、総務課職員として)した話をしたいと思います。

基本的には障害をおった本人が年金事務所に請求を行うような手続きの流れになっていると思いますが、

私の職場は健康保険組合がありまして、そちらを通じて年金事務所へ請求を行うので、一度職場の総務課が絡むことになっていました。

ですので、請求書や必要な添付書類の用意などをご家族の方と一緒に揃えるお手伝いを行いました。

ことのきっかけ

きっかけは職員(50代)が不慮の事故で大きな障害を負ったことから始まりました。

介助がなければ生活は難しいような状況で、当然職場は休職することとなりました。

そして、その事故から1年4ヶ月が経ったある日、職場宛にその職員の奥様から1本の電話が入ります。

(初診日から1年6ヶ月後が受給権の発生日でしたね!)

 

お医者さんに、障害年金の請求が可能だと思うから職場に相談してくれと言われたんですが

 

当時の僕は社労士試験合格ほやほやの状態だったのですが、年金請求の実務などは全く経験したことなく、そこから再勉強の日々が始まりました。

障害年金の請求ということもあり、職員やご家族の生活にも多大なる影響を及ぼす大事な業務に、緊張感とやってやるぞという痺れを感じました

障害年金請求に必要な要件は

まずは、受験生時代に立ち返り要件の確認をすることにしました。

  1. 厚生年金に加入している間に、障害の原因となった病気やケガについて初めて医師または歯科医師の診療を受けた日(これを「初診日」といいます。)があること
  2. 一定の障害の状態にあること
  3. 初診日の前日において、次のいずれかの要件を満たしていること           

(1)初診日のある月の前々月までの公的年金の加入期間の2/3以上の期間について、保険料が納付または免除されていること

(2)初診日において65歳未満であり、初診日のある月の前々月までの1年間に保険料の未納がないこと

いわゆる初診日要件、障害要件、保険料納付要件ですね。

該当の職員は、職員なので当然厚生年金に加入していましたし、もちろん滞納もありませんでした。

残るは2の障害要件ですが、診断書を作成するお医者さんが「障害年金の請求が可能」だとおっしゃっているということで、僕の役割はきちんと必要な書類を1回でご家族に伝えてあげることだとわかりました。

(当たり前ですかね笑)

請求に必要な書類をかき集める

障害年金の請求に必要な書類について、年金機構のホームページを一度見ていただくとわかると思いますが、一回では絶対に理解できません。・・・と言いたいところですが、

最近ホームページがリニューアルされたんですね!笑

めっちゃわかりやすく書いてあります!

https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/tetsuduki/shougai/seikyu/20140519-02.html

もっと早くリニューアルしてくれと、僕は声を荒げたい。

 

まあ、それはいいとして、ここに記載されている、戸籍謄本やら口座の写しやら、受診状況等説明書などを印刷してご家族にお渡しいたしました。

医師の診断書だけは障害認定日以後に発行される必要がありましたので、それまではその他の書類を集めていただくということにしました。

ついに請求

お医者さんも障害認定日が到来するとすぐに診断書を発行してくれましたので、受給権発生後すぐに必要書類を集めることができました。

受診状況等説明書は記載する欄がたくさんありましたが、ご家族の方に丁寧に記載していただきました。

そして、必要書類を集めて請求を行ったのが、1月くらいでした。

1〜2ヶ月は審査に時間を要すると聴いていましたが、なしのつぶて期間が長いとやっぱり不安になりますよね。

支給決定

支給決定は請求を行ってから約2ヶ月後の4月でした。

無事に基礎年金・厚生年金双方が支給決定され、私もほっと一安心です。

ちなみに私が社労士試験に合格していたということは職場を含め、ご家族の方には内緒にしていました。

実務を経験していないので、社労士試験合格をカミングアウトしたところで特段メリットがないと思ったからです。

途中、私の頼りなさを不安に思ったのか、ご家族の方が、

「社労士さんに請求をお願いしようかしら」

と言っていたのを聴いて、私は少し傷つくと同時にまだまだ精進が必要と、発奮しました。

支給決定後

ここからは私の本領発揮です。(まあ当然といえば当然ですが、ちょっと誇らせてください)

このかた、傷病手当金も受給できる方です。

そう、受験生時代、あまりに難解な事項のため、こんな知識使うことがあるんだろうかと思っていた

傷病手当金と障害年金の差額支給です。

普通に使いました。

 

障害年金(基礎・厚生合算)の360分の1が、傷病手当金よりも小額の場合、傷病手当金が支給されるんですね。

 

ご家族の了解を得て、支給決定通知書を確認したのち、計算したら支給されることが判明、傷病手当金の申請書もご家族にお渡しし、毎月請求を行っています。

手続きを終えてみて

本当に大変なのは、本人、ご家族であり、いかに申請の手間や煩雑さを省いてあげられるかというところに命をかけていたので、無駄な往復もなく、手続きを終えられたことは非常によかったです。

基本的には郵送でやりとりをしていたため、ご家族の方の反応は伺えませんでしたが、支給決定された時はやはり、社会保険を活用して、生活の安定に貢献することができたという充実感がありました。

社労士として開業したらこういう業務が日々行われ、緊張感もありながらも充実した仕事ができるのじゃないかななんて思いましたね。

 

今後もどんどんと実務経験を積んで社労士として自信を持って名乗れるように(まだ登録してませんが)頑張って行きたいと思います。

この記事が皆様の勉強のモチベーションや、参考になれば幸いです。

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