司法書士不合格だったとき、来年も通信講座を受ける?
こんにちは!
司法書士試験は年に1度の試験です。
このページを見ているみなさんの中には、もしかしたら、残念な結果に終わってしまったのかもしれません。
せっかく頑張って1年間勉強したのに、不合格になってしまうなんて、これまでの頑張りが裏切られたような気がしますよね…
その気持ち、痛いほどわかります。実は僕も2度社労士試験に不合格になったという経験があるからです。
まず僕の経験上、不合格になったら一度司法書士試験の事は忘れて、これまで頑張ってきた自分を癒してあげてください。
気持ち的にもしばらくは落ち込んでしまいます。
そして、もう一回チャレンジしてみようと思われたタイミングが今なのではないでしょうか?
このページでは、次回の司法書士試験に合格するためにどういったことをしていけばいいのかを一緒に考えていければと思います。
・司法書士試験の再受験に向けて
・司法書士試験を再受験をする上で注意すべきこと
・司法書士試験の再受験をサポートしてくれる通信講座の紹介
ぜひ最後までお付き合いください。
この記事の信頼性

ひのブログ司法書士部門執筆者:ひの(社会保険労務士、FP2級資格保有者)
僕はひのと言います。
3度の社労士試験受験、2年半の試験勉強を経て令和元年度社労士試験で合格しました。
長きにわたる士業の受験勉強を経験し、試験で抑えるべきツボと、必要な対策は理解しています。
自身の経験の良かったなと思うところと後悔したところなどを踏まえて解説させていただきます。
僕が2回経験した試験の不合格から再受験に向けた心構えについて解説させていただきます。
司法書士部門の記事については、法律専門家監修済み。
司法書士試験再受験に向けて

どんな試験であれ、残念な結果に終わってしまうのはとても悔しいことです。
合格者もいれば、不合格者もいるのが「試験」というものなので仕方ないです。
僕も2回目の社労士試験はあと一歩のところで合格だったので本当に悔しかったです。
しかし、その悔しさを感じた後が運命の分かれ道です。
この分かれ道ですが、実はこんな事を思っているのも事実です。
こう思うのは当然です。
しかしこのような理由で諦めてしまうのは、もったいないです!(経験談)
実は、1年間司法書士試験の合格に向けて本気で勉強したことで、1年前とは比べ物にならないくらいの実力を身につけています。
これは変わりようのない事実です。
この1年間が大きなアドバンテージとなり、次の受験の際には他の受験生よりも有利に進めることが出来るのです。
まず、司法書士試験の雰囲気を、身をもって体感していますし、
ここをもっと勉強しておけば良かった
など自分にしか分からない司法書士との向き合い方も経験されたからです。
そして、1度不合格を味わった人は、普段からの勉強への姿勢が全く異なってきます。
しかも、基礎がある程度固まっているので、1度目の試験勉強よりも知識として定着しやすくなります。
司法書士試験を再受験をする上での注意点
試験勉強において、モチベーションが高いことに越したことはありませんが、あまりにも高すぎると周りが見えなくなってしまいます。
1度落ち着いて、もう同じ結果を繰り返さないようにするために、再受験にあたって注意すべきことを紹介していきます。
では、見ていきましょう。
基礎を疎かにしない
先ほど、司法書士試験の受験経験のあるみなさんは有利だと言いました。
しかし、ある勘違いをしてしまうとむしろ不利になってしまいます。
それは、「基礎はできているから応用問題だけを練習すればいい」という考え方です。
司法書士試験などの法律学習おいて大切なのは、「正確な条文理解」や「判例の徹底的な分析」に基づく基礎力です。
1度司法書士試験対策を1通り終えたからと言って、根気強く論理的に考えることをおろそかにしたり、逆に背伸びして超難解な問題に挑戦したりするのは、試験対策として適当ではありません。
基礎学習を「ベースがある状態」でさらに勉強することで、試験で確実に点数が取れるようになります。
油断せず、「みんなが取れるような問題を絶対に落とさない」ことを意識した勉強が大切です。
司法書士試験に不合格になった理由を分析する
不合格になった試験を振り返るのは、正直言って辛いです。
しかし、何もしないのでは「1年目の反省」を「2年目に生かす」ことができず、また同じ結果を招く可能性が高まります。
2度目の司法書士試験の勉強を開始する前に、必ず「自己分析」を行いましょう。
①なぜ落ちてしまったのかを分析する
例:勉強時間が足りてなかった、苦手科目の民法を克服できなかった、受講した通信講座が自分に合わなかったなど
②自分の弱点は何なのかを分析する
例:苦手科目から逃げがち、計画的に勉強できないなど
自己分析が出来れば、分析に基づいて勉強計画や受講講座、使用テキストの変更などを実行に移しましょう。
大切なのは、自己分析だけで満足しないことです。
自己分析だけをして反省するだけではなく、それを踏まえて実行に移すことで1年目の試験勉強と明確な差別化ができ、合格の可能性を一気に高めることができます。
1年目の足りなかったところを2年目の糧にしましょう!
司法書士講座の教材を新しくする
こちらも司法書士試験を再受験する上で必須になります。
というのも、法律や試験情報の改訂は毎年のように起こるからです。
それに合わせて、テキストや問題集の内容も毎年のように改訂されます。
他人が使っていたテキストを譲り受けたり、自分が使っていたテキストをそのまま使っていたりすると、
こんな問題見たことない…
今まで勉強してきた内容と違う!
司法書士試験本番でこんなことになりかねません。
教材にかける費用は最低限にしたいという気持ちもわかりますが、合格するためには、最新の教材というのが合格への必須条件です。必ず、最新のものを使うようにしてください!
司法書士試験再受験に特化した通信講座
ここでは、司法書士再受験に特化した講座や、基礎がある程度身についている中上級者が対象の講座を展開している通信講座を紹介します。
2度目以降の司法書士試験に確実に合格へ近付ける可能性が高いので、教材選びの参考にしてみてください。
再受験や他社から乗り換えで割引:アガルート司法書士講座
アガルート司法書士講座は、再受験者にとても優しい講座になっています。
同じ科目の通信講座の再受講者に割引制度を適用する講座はありますが、他予備校からの乗り換えにも割引制度がある通信講座は少ないです。
しかも、「司法書士試験以外の資格に合格した人」にも割引があります。
それだけでなく、「司法書士試験を受験したことがある」だけで適用される割引制度もあります。
ここまで徹底して再受験者をサポートしているのは、アガルートさすがです!
具体的にまとめてみます。
再受験者用に、これほどの割引制度があるのです!
まさに再受験者を徹底的にサポートしようとする姿勢が伺えます。
「アガルートについてもっと知りたい!」という人は、コチラの記事もご覧ください。

再受講で最大で40%の割引:伊藤塾司法書士講座
伊藤塾でもう1度受講する場合、なんと40%もの割引が適用されるのです。
本来の価格のほぼ半額で一年分の講座をがっつり受け直すことができます。
司法試験合格者(予備試験経由)の約88%が伊藤塾出身という脅威の実績を持つ講座です。伊藤塾を受講していた人は、2年目も伊藤塾を受講するのがいいでしょう!
再受験に特化したコースがある:クレアール司法書士講座
クレアールは司法書士の再受験者にオススメの通信講座です。
クレアールは、
「合格に必要な知識」を「合格できる能力」
へと飛躍させることをコンセプトに、再受験に特化した通信講座をいくつも展開しています。
司法書士試験の中上級者用の通信講座が、なんと15個も開講されています。
自分の習熟度や知識の定着具合に合わせて選ぶことができます。
そんなにあったら、逆に多すぎてどれを選べばいいのかわからない…
クレアールは、「習熟度別学習プランの選び方/対策別講座の選び方」と題して、あなたにピッタリの通信講座を選べるようなチェックテストを用意しています。
クレアールが出す簡単な質問に対して、1つずつ答えていくだけで、あなたにピッタリの講座が見つかるというわけです!
簡単に紹介してみます。
といった感じです!
クレアールは再受験者に寄り添ってくれる通信講座です
クレアールについては、解説した記事があるので、ぜひそちらも合わせてご覧ください。

司法書士試験の再受験まとめ
司法書士試験の再受験について考えてみました。ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
司法書士試験の再受験を決意するのは、本当に大変だと思います。
司法書士試験は、1年での合格が非常に珍しい超難関試験です。
ある予備校のアンケートでは、初受験で合格した人の割合はたったの1割にも達していませんでした。
再受験を決意した人はみなさんの他にもたくさんいます。
その再受験組から栄光を掴むためには、再受験を決意してからの初動が大事です。
まずは、自己分析を行ない、来年の合格に向けた対策をする
ご紹介した通信講座などをうまく活用しながら、司法書士試験を一緒に頑張っていきましょう!