社労士

社労士は転職面接において、有利かどうか実際に面接を受けてみた!

・社会保険労務士資格を取得して転職に活かせるの?

・社労士資格を持って転職を目指す場合にどんな質問をされるの?

・ぶっちゃけ社労士資格って転職に有利なの?

この記事では、私の実際に体験した転職面接を基に、このような疑問にお応えしたいと思います。

まず、結論から言うと、社労士資格をとったことは、

概ねプラスに働いたが、一部マイナスに作用したかも知れない点もあった

と思います。

これは私が数社の転職面接を受けた率直な感想です。

ひの

以下、詳しく解説していきます。

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社労士は転職に有利か?の前提条件

私のスペックは以下のとおりです。

・企業規模中くらいの社会人10年弱のサラリーマン

・転職は初めて

・社会保険労務士試験に合格後2年間、総務で給与計算等を担当

応募した職種は以下のとおりです。

・人事労務等のバックオフィス系

・企業規模は中くらい

・年収的には現状維持的な転職

ひの

募集要項には特に「社労士資格必須」や「社労士資格尚可」などの記載はありませんでした。

社労士の転職で聞かれた質問

どんな質問をされたのか、ひととおり挙げてみます。

ひの

何社か受けましたが概ねどこもこんな感じでした。

社労士の転職 面接の流れ

私は転職の面接が今まであまり経験がありませんでしたが、どうやら次のような流れで進むのが一般的なようです。

・転職理由

・なぜうちの会社か

・今の職場での実績

ここは多分に漏れず今回の僕も同じような感じでした。

その上で、社労士資格の取得の経緯などが聞かれ、それに対しての反応は、

・社労士資格を取るくらいだから本当に人事労務に興味があるんだろう

・社労士資格を取るくらいだから自分の知識を常に向上させる気持ちを持っている人間なんだろう

という感じでした。

ひの

だからといって、他者より一歩リード!っていう感じではなかったです。

自分がこの職種につきたいんだという説明を深くしなくても納得してもらえたという感じです。

一方で、こんな質問もされました。

法律に照らして完全に「白」ばかりの世界ではないかも知れませんが、その点は飲み込めますか

これ、聞き様によってはすごく怖いというか、こんなこと言ってくるのかと一瞬構えてしまいましたが、

法律を持ち出して杓子定規に何でもかんでもダメだという社労士は使えないという記事をたくさん読んできていた僕は、

ひの

そこを白にしていくのが社労士冥利でしょう


という趣旨の発言でなんとか誤魔化しました。

やはり、巷で言われている

社労士は労働法に詳しいから入社して色々指摘されては困る

こう考える会社もやっぱりいるんだなぁとしみじみと感じました。

社労士をとってよかったと思ったこと

これらの面接を踏まえて、社労士資格をとってよかったなと思ったことは次のとおりです。

・自分の努力を証明する材料になる

・自分の興味を証明する材料になる

・社労士の事業を始める可能性もあるかも知れないと言われた

全ての資格に言えることかも知れませんが、とにかく自分の努力や興味を証明する良い材料になります。

ましてや社労士資格ほどの難関資格であればその証明具合も半端ではなく、実際に面接の中でも、

社労士資格をとってるということは、頑張れる人なんだね!

といっていただきました。

そして、また、

事業を多角的に進めていく中で社労士を含むコンサル業を始めるとなると君の知識が必要になるかも知れないね!

ともいっていただきました。

ひの

光栄であると同時に、ちゃんと知識を磨き続けないと

と身が引き締まる思いでした。

社労士は転職面接において、有利かどうかまとめ

面接の結果としては、次に進めていただきましたが、ここでなんと労働条件面で家族ストップが入り、お断りさせていただいたというのがリアルなところなんですが、

この面接を経て、社労士資格の面接での活かし方を学ぶことができました。

そう、社労士資格は

印籠のように相手がひれ伏すことはないけども、

使い方次第で強力な武器になる

僕はそう感じました。

自分がやりたいことがはっきりしている人、業界未経験でもその業界に興味があることを示したい人などは、

社労士資格を面接でうまく活用すると説得力の裏付けになってスムーズに面接が進むと思います。

ひの

僕自身、苦労してとった資格が面接で少しでも生きるとわかって少しホッとしました。笑

今、社労士資格をお持ちで、新たな一歩に踏み出せていない方は、一度転職の面接などを受けてみてはいかがでしょうか。

社労士資格の可能性が見えてくるかも知れません。