- 仕事辞めたいなぁと思うけど辞めた後どうしたらいいかわからない
- 仕事辞めるために資格を取りたいと思っているけど何の資格がいいかわからない
- 報われない今の現状を一発逆転したい
数年前の僕がまさにそうでした。
「上司のパワハラっぽい言動」、「帰宅はいつも12時過ぎ」、「トップダウンの仕事にやりがいを感じない」などなどいろんな理由があって本当に明日にでもやめようと思う日がいく日もありました。
でも、家族もいるし、いま仕事を辞めたところで僕がもっと年収の高くてやりがいのある仕事に転職できるかと言われると多分無理で・・・
そこで、考えたのが資格を取ること、そしてその中でも社会保険労務士の資格への挑戦でした。
そして約2年半の勉強期間を経て社会保険労務士資格を取得。
そして、今では、その時社労士試験の受験を決意して本当に良かったと思っています。
仕事辞めたいと思っている人に社労士の魅力を伝えたい!
そんな思いを持ってこの記事を徹底的にわかりやすく書きます!
なぜ社労士がおすすめなのか
仕事を辞めたい人に社労士資格をおすすめする理由は以下の4つです。
- 独占業務を持つ資格だから
- 働きながら取得可能な資格だから
- 労務環境改善に貢献できる資格だから
- 将来性がある資格だから

独占業務を持つ資格だから
独占業務を持つ社労士のメリットは
- 参入障壁が高く競合が少ない
- 仕事は常にその資格に依頼される
があります。
独占業務とは、簡単に言えばその資格を持っていないと行えない業務のことです。
社会保険労務士の独占業務には
・労働保険や社会保険に係る手続きの代行申請を行うこと
・労働保険や社会保険に係る帳簿作成を行うこと
があります。
採用・退職などに必要な書類を会社に代わって役所に提出します。
コロナで話題になった助成金などの申請も社労士しかできません。
独占業務があることということは、
国がその資格の地位を認めている
ということです。
そのため、上記2つの仕事があるかぎり、社労士には仕事が依頼され続けることになります。
(例外的に弁護士や無償業務であれば可能な場合もあります。)
特に働き方改革などで労務環境への関心が高くなっており、リスクを回避するためにも労務管理の専門家である社労士への業務依頼が行われるようです。
働きながら取得可能な資格だから
社労士試験は
働きながらでも十分取得可能な資格
です。
むしろ働きながら合格する人の方が断然多いです。
仕事を辞めて資格試験の勉強をするのはなかなかハードルが高いですよね。
ちなみに仕事を辞めての専業受験生はおすすめしません。

ですので働きながら取得可能な範囲での資格というのは重要な要素になります。
また、仕事を辞めたりと今の環境を急激に変える必要もないので、
受験に当たってのリスクは教材費程度
です。
働きながら取得可能という根拠としては「必要とされている勉強時間」ですが
独占業務を持つ資格の勉強時間一覧は以下のとおりです。

社労士試験の必要勉強時間は1000時間と言われています。(あくまで一般的に必要だと言われている時間です。)
1日3時間の勉強で1年の計算です。頑張れば働きながらでも十分合格できる範囲です。
私が1日2時間程度の学習で2年間かかったので1000時間というのも概ね当たっていると思います。
もちろんこれは目安なので、これより短い人もいれば長い人もいます。
労務環境改善に貢献できる資格だから
職場に不満があり、受験される方にとっては社労士は非常にやりがいのある資格です。
社労士とは、人に関する専門家とも言われ、会社の労務環境を整備することを専門としています。
あなたが会社に対して抱いている不満・悩みは、きっと日本のどこかで他の方も感じているはずです。
であれば、あなたが会社勤務をしていく中で感じた悩みの経験が、社労士として業務を行う際に絶対に役に立つことでしょう。
今の辛い経験のおかげで、人に寄り添うことができる素晴らしい社労士にきっとなれるはずです。
将来性のある資格だから
社労士は将来性抜群の資格です。
将来性がある資格なので、今後の業務がどんどんと拡大することが予想され、需要も今よりももっと高まっていくことでしょう。
なぜなら、
- 日本の労働人口が減り、労務管理が一層重要になるから
- 超高齢化社会に突入し、年金相談が増えるから
です。
日本の労働力人口は減少する
日本の労働力人口は間違いなく減少します。

2065年にはなんと今より2000万人減少すると予想されています。
この分の穴埋めに登場するのが外国人労働者です。
現在でも外国人労働者を一定の業種に限って受け入れるという動きはありますが、一層高まることでしょう。
そうすると外国人を雇うということに経験が少ない日本人ですので、労務問題が発生することが予想されます。
(決して外国人に問題があるということではありません)
そこで登場するのが社労士です。
外国人でも働きやすい環境を作ってあげるべく活躍の場が広がることでしょう。
超高齢化社会で年金問題再発?
年金制度は複雑怪奇です。
ですが、今後年金を受給する人は高齢化社会に伴い増加していきます。
また、もらえなくなるという不安を抱えた若年層も増えていくかもしれません。
私の年金ってどうなるの?
と気になる人も今後ますます増加することでしょう。
複雑な年金制度を解説できるのは、年金の専門家である社労士しかいません。
年金問題に関して今後も20年以上にわたって需要があると思います。
今のうちから年金に詳しい社労士になって今後の年金相談需要拡大に早めに備えた方が良いかもしれません。
資格を生かす以外の資格取得を目指すメリット
正直な話、最悪社労士合格しても社労士の資格を生かさなくてもいいと僕は思っています。
社労士試験に合格した後に気づいたのですが、資格取得を目指すことで自分の中でいろんな心の変化がありました。
例えば
- やればできるんだという自信
- 試験勉強を支えてくれる家族の大切さ
- 社会保険に対する知識向上
- 勉強習慣
仕事を辞めるために資格取得を目指そうと言いながらも、資格取得の過程において既にいろいろなことを学べます。
結局のところ社労士試験に挑戦して本当に良かったと心の底から思えるのは、これが一番大きいかもしれません。
まとめ
以上、仕事を辞めたいと思っている人は社労士試験を受けてほしいという記事を書きました。
社労士をおすすめする理由としては
- 独占業務を持つ資格だから
- 働きながら取得可能な資格だから
- 労務環境改善に貢献できる資格だから
- 将来性がある資格だから
でした。
この記事があなたが社労士に興味を持つきっかけになれば嬉しいです