社労士

【現役社労士が回答】社会保険労務士の仕事のやりがい、自分の業務が役立っているという面について。

こんにちは、ひの(@Hino__Blog)です。

私は、令和元年度社会保険労務士試験に合格しました。現在は企業で総務として給与計算や社会保険事務を主に行っています。

 

さて、この記事では、社労士を受験しようと考えている方に向けて、社労士の仕事のやりがいについて大阪大学が行なった「専門士業の「専門性」形成のモデル構築: 社会保険労務士を手がかりとして(「専門士業科研」研究プロジェクト事務局)」という調査をもとに、解説していきたいと思います。

https://syakai-hokenn.com/archives/sharousi2/

以前の記事では、「人に寄り添い、人を大切にする」仕事が社労士であり、そこがやりがいであると書きましたが、現役の社労士の方々は実際にどのように感じているのでしょうか。

調査の前提

上記のアンケート調査は、2018 年 2 月 10 日から 3 月 31 日までの 2 カ月弱の期間実施され、 47 都道府県の社労士会ホームページ掲載の会員名簿から無作為抽出された 3000 件を対象に調査票を送付し、郵送およびウェブを合わせた有効回答数は 939 件をもとに作成されたものです。

現役社労士が回答する社労士の仕事が役立っていると思うこと

社労士の方が実際に自分の業務が役立っていると感じている面を13の項目別に「強くそう思う」、「そう思う」、「どちらとも言えない」、「あまりそう思わない」、「全くそう思わない」の5つの中から選択して回答しています。

それらを開業社労士勤務社労士に分けてみていきたいと思います。

開業社労士

ピンクの「強くそう思う」が一番多いのは、

労働・社会保険に関する企業のコンプライアンス」で88.0%、ついで、「労働に関するトラブルの回避や解消」で83.4%、3番目は「経営者の安心」で82.2%でした。

やはり、労働・社会保険の法令遵守労働トラブルの防止のために社労士の知識が活かされ、役に立っていると実感している人が多いようですね。

勤務社労士

続いて、勤務社労士です。

勤務社労士についても開業社労士とほぼ同様の結果となりました。

労働・社会保険に関する企業のコンプライアンス」で78.9%、ついで、「労働に関するトラブルの回避や解消」で72.2%、3番目は「管理者の安心」で63.3%でした。

小まとめ

開業社労士、勤務社労士共に、労働・社会保険法令の遵守に社労士として貢献できているという回答でした。

また、労働に関するトラブルの防止についても役立っているという回答が開業・勤務双方で多く、

この結果から言っても社労士は「人に寄り添う」ことのできる仕事だと感じますね。

社労士としての仕事満足度

次に社労士として現在活躍している方々がどの程度現在の仕事に満足しているかの調査です。

青が開業社労士、緑が勤務社労士です。

この結果を見ると、

満足している」または「どちらかというと満足している」に回答した人の割合は、

開業社労士が59.1%勤務社労士は47.7%と開業社労士の方が仕事への満足度は高く、それも半数を超えているという結果になりました。

以前の記事では、開業社労士よりも勤務社労士の方が年収が高いという結果が出ていましたから、仕事満足度も高いものだと思っていましたが、そうではありませんでした。

自分で仕事を進められる、自分の事務所を開いて自分の力でやっている、そういったことが仕事への満足度にも影響しているのかもしれません。

 

単に年収が高いから勤務社労士として活動していこう、ということではなく、自分のやりたいこと、自分の進みたい人生と相談しながら社労士としての今後の方向性を決めていく必要がありますね。

まとめ

いかがだったでしょうか。

現役社労士の方々のリアルな声による社労士としてのやりがい仕事満足度について紹介させていただきました。

勤務社労士は平均の年収は高いが、仕事満足度は低く、開業社労士は平均の年収は低いが、仕事満足度は高いという結果に、何か人生の大切なものを見せられたような思いになりました。

ただ、どちらの働き方を選択したとして、労働・社会保険諸法令のコンプライアンスや、労働問題解決への貢献が可能であり、「人のために働きたい」と考える人にとっては素晴らしい資格であると考えます。

社会保険労務士資格を取得した後も、自分の人生としっかりと向き合ってキャリアプランを考えていく必要がありそうですね。

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