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社労士

総務担当者必携!給与計算や人事管理担当者のスキルアップおすすめ本!

ひの

この間、エクセルの年齢計算の関数が原因で社会保険料の控除ミスをしてしまいました。

法律上、誕生日の前日に歳をとるという社労士試験の勉強では学んだけれども、このよく意味がわからない決まりのせいで介護保険料の控除を間違えてしまい、職員に迷惑を掛けてしまいました。

こういうミスをなくして頼りにされる人事労務担当者でありたいなぁと深く傷ついたものですが、市販の本をみてもその悩みに直結した本が見当たりませんでした。

が、つい先日ついに見つけたこの本が、そんな僕の悩みを解決させてくれたので皆様にご紹介いたします。

この記事では次のような思いを抱く方のために本の紹介をしたいと思います。

・給与計算や人事データの管理にエクセルを使用しているけどもう一度エクセルについて学びたい!

・市販のエクセル本を買ったけど、人事や労務の仕事とわかりやすくリンクされていないので役に立たなかった

・社労士としてこれから活躍するにあたって、実務能力を身に付けたい!

ひの

この本を読んで、ミスなく効率的に仕事ができる総務課職員になりましょう!


これから社労士試験の合格を目指すかたは、ぜひ通信講座の活用をご検討ください。

関連記事:社労士おすすめの通信講座比較!評判と実力を現役社労士が解説

著者のプロフィール

加藤 秀幸(社会保険労務士)

このかた、マイクロソフトでWindowsの開発に13年間従事したのち、社会保険労務士事務所に勤務、独立をしている経歴の持ち主です。

テクノロジーと社労士業務の融合を進めているやり手の社労士さんです!

ひの

やっぱり社労士+〇〇のスキルを持っていると強いですね!

社労士と相性の良いおすすめのダブルライセンスを解説! ・社労士試験に受かったその勢いのまま、ダブルライセンスを勉強したい! ・社労士開業後に差別化を図るためもっとスキルアッ...

(追記:ブログ記事をTwitterに載せたところ著者の方に当記事を読んでいただき、リツイートいただきました)

こちらこそありがとうございます!

本の構成

全体は240ページ程度で構成されており、エクセルが180ページ、ワード60ページ程度です。

第1章「ちょっと知っているだけでグッと効率が上がるExcelの使い方」

第2章「使用頻度が高いExcel関数を使いこなせるようになろう」

第3章「もっと効率アップにつながるExcel関数をマスターしよう」

第4章「効率化のカギは「設定」Word文書の作成に強くなる」

このような流れで構成されています。

人事・労務担当者が実際に使用するExcel関数を例を挙げながら紹介

これが各ページの記載です。

タイトルの下に「活用例」として担当者としてどういう場合にこの関数を使用するのかを書いてくれています。

例えば、このページであれば、

・労働時間集計表のカレンダーで曜日が土日の場合に文字の色を変える

・有給休暇管理表で年5日未満の有給取得日数の場合にセルの色を変える

・有給休暇管理表で有給付与日数が10日以上かつ取得日数が5日未満の場合にセルの色を変える

・労働時間集計表で2ヶ月連続で法定超労働時間が45時間以上の場合にセルの色を変える

と書いてあります。

このように、それぞれの用途別に関数が紹介されていて、かつ実際に使用する状況と同じような画面を掲載しているので、すぐに実務に使える内容になっています。

ひの

ちなみにこれが、冒頭で僕が間違えた年齢です。

誰か早く教えておいてくれ!

これは割増賃金の単価を計算するときなどの端数処理に関しての関数です。

ひの

ワンポイントアドバイスとして、実務レベルまで落とし込んでくれているのが非常にわかりやすくて良いです!

就業規則の書き方などを解説

ワード編では就業規則の書き方(Wordの機能的な話)が掲載されています。

この中で、私が一番衝撃を受けたのが、「相互参照」の機能です。

相互参照とは、就業規則やマニュアルで「○○ページ参照」とよく記載されていますが、それらが条文の数やページ数が増減した場合に自動的に一致するように修正がされる機能のことです。

ひの

今まで、社内のマニュアルの「○○ページ参照」をいちいち全部見直して修正していたのに、あの時間が全く不要となるなんて!早く教えてくれー!

これみたとき、業務改善!超勤時間短縮!ワークライフバランス!と叫びそうになりました。

これ、Word使用者には常識なんでしょうか。私にはとにかく衝撃でした。

この本に出会えて本当に良かったと思えた瞬間でした。

この本のおすすめポイント

とにかく、

人事・労務担当者に特化した内容だからすぐに役に立つ!

です。

エクセルの関数やワードの機能ってめちゃくちゃ多いですよね。

それを1から説明されてもやっぱり頭に入ってきません。

自分の業務直結の知識を教えて貰わないと・・・と思っている総務課職員のあなた!

ぜひこの本を手に取って、業務改善に取り組んでください!

なお、この本で紹介されているファイルはサイトからダウンロード可能なので、実際のファイルをみながらエクセルなどを加工することもできるので、より実践的に学ぶことができますね!

みんなの口コミ・評判

私のレビューだけだと主観的な意見だけになってしまうので、口コミも紹介させていただきます。

人事労務業務をしているExcel初心者・中級者には有用で実践的な内容

人事労務担当者にとって必要なExcelの使い方について簡潔にまとめられていてかつ図解で丁寧に説明されていてわかりやすかったです。

一般的なExcelの本を購入するより業務に必要なExcelの機能を一気に学ぶことができるので時間の節約になると思います。サンプルデータを使って実際にExcelを操作しながら書籍を読み進めることができる点もいいです。

Excel上級者には物足りないかもしれないですが、 VLOOKUPやピボットについても書かれていて人事労務業務をしているExcel初心者・中級者には有用で実践的な内容だと思います。

第4章のWordの就業規則設定も本の通りに実際にやってみたらできました。今まで手作業で苦労していた文書作成がぐんと効率的になり助かっています。

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給与計算でよく使う関数の解説を知りたい人向け

人事労務向けのこういった本が無かったので、そういう意味では良いと思います。

実務でexcelワードをゴリゴリ使ってる人からみると、ピポットテーブルもVBAでの参考事例も載ってないので物足りないと思います。また、時刻入力からの支給額の計算方法も載ってないので、新人教育用としても使えないかな。

よく使う関数は、載っているので、その部分だけ情報が欲しいのは◎ですかね。

買って損したとは思わないけど、給与計算ツールとか個人別の通知書作りたいとか、効率よく分析をしたい!って人は買っても意味はないかな。

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別のエクセルの本も持っているのですが、よくわからなくて、そのうち会社のすみっこで積読状態に、、、。これは私が普段している仕事で見かけるデータを使って説明してくれているから親近感、わきました。

後ろの方の就業規則の作り方のところで、今まで知らなかったやり方が載っていたので、試しにやってみたら私にもできました。今さらかもですが、なんか嬉しかったです(もっと早く知っていれば楽ができたな)。

値段がちょっと高いなと思いましたが、会社が経費で買ってもいいということで助かりました。本屋のポイントは使って買いましたが笑。エクセルで難しそうなところ(上級編向けのマークは付いてなかったけれど私には難しく感じました)もあったので、投資の元をとれるように勉強します。

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経理向けのエクセルの本はありましたが、今まで本屋さんで見かけたことがなかった「人事向けのエクセルとワードのマニュアル」ということで購入してみました。

勤怠管理など時間の集計をすることや時間の端数処理など人事で活用する事例があり実務に即活用できそうです。また、サンプルをダウンロードして実際に試してみられるとので、ただ読むだけではなく手を動かしながら理解を深めそうな点も良いと思いました

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まとめ

以上、人事労務担当者に特化したエクセル・ワードのマニュアル本

「人事・労務担当者のためのExcel&Wordマニュアル」

を紹介させていただきました。

仕事の効率化を図りたい方や、エクセルワードの独学知識をブラッシュアップしたい方に是非ともおすすめの1冊でした。