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宅建士

宅建士の仕事内容、年収、将来性を現役宅建士が解説!

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宅建士試験合格を目指しているみなさま、こんにちは!

「宅建士は、就職に有利!」と聞いた事はありますか?

みなさまが宅建士合格をめざす理由も、そこにあるのではないでしょうか。

の疑問にお答えしていきます。

皆様、最後までお付き合いください。

関連記事:宅建士通信講座のおすすめ比較ランキング!現役宅建士が教える選び方

この記事の信頼性

小金井俊

ひのブログ宅建士部門執筆者:小金井俊(宅建士、管理業務主任者資格保有者)

宅建士証

私は、つぎの3社に勤務した経験があり、合計で不動産会社歴が10年となります。

・不動産仲介会社

・不動産管理会社

・不動産開発会社

仕事内容、年収、やりがい、入社難易度、将来性まで、徹底解説します!

宅建士の可能性(仕事内容など)

まず、宅建士資格をもっていると、次のような可能性が広がります。

・不動産会社に就職

・不動産会社以外に就職

・副業として宅建士を活用

・独立

それぞれ、仕事内容や年収などはちがいますので、それぞれ解説していきます。

不動産会社に就職

不動産会社は、大きく分けて次の3つにわけることができます。

それぞれ、仕事内容や年収がちがいます。

①仲介会社

②管理会社

③開発会社、投資会社

①仲介会社

土地、戸建て、マンションなどを持っている人(オーナー)の売りたい・貸したい要望に対して、買いたい・借りたい人をつなぐ、結婚式でいう「立会人」です。

宅建士必要性:高

入社難易度:低

仕事のやりがい:高

年収:中~高

安定度:低

将来性:高

こちらの記事で、必要性についてくわしく書いています、是非ご覧ください!

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不動産会社に勤務したら宅建士資格は必須?現役宅建士が解説! こんにちは! 不動産会社に入ろうとしているけど、宅建は必須だ、と聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。 ひの そも...

採用人数が多いことが特徴なので、宅建士資格をもっていれば受かる可能性は高くなります。

お部屋の内見って、わくわくしませんか?

仲介会社に就職すると、お客さんと一緒に、どういう生活を送るのかなと思いながら、わくわくした仕事ができます。

売買となると、金額も大きく、お客様の一生に一度のイベントに立ち会うことになりますので、プレッシャーは高いですがやりがいもひとしおです!

契約すればするほど給料がもらえる(インセンティブ)仲介会社が多いです。

そのため、学歴や経験がなくても、頑張りしだいで高い給料をもらえることも可能です。

ただ、会社によってはノルマがあるなど、それなりに厳しい環境で働かなければなりません。

景気にも影響されやすい業界ですので、年収はやや不安定になるでしょう。

新型コロナウイルスの影響で、在宅ワークが主流になりつつあるため、もっと良い部屋に住みたいと思う人が増えています。

そのため、今までよりも部屋にお金をかける人が増えると予想されますので、今後需要は高まっていくのではないでしょうか。

②管理会社

マンションやビルのオーナーにかわって、建物の管理をする会社です。

宅建士必要性:高

入社難易度:中

仕事のやりがい:中

年収:中

安定度:高

将来性:中

賃貸には数年ごとに「更新」があるため、そのタイミングで契約を結びなおす必要があり、宅建士の出番も多いのが特徴です。

ホワイト企業が多く、辞める人も少ないので、採用人数が少ない傾向にあります。

そのため、それなりに入社難易度も高いです。

マンション管理会社の場合、「管理業務主任者」も合格しているとかなり強い武器になります。

あまり表には出ない、陰ながら安心安全を守っている大黒柱のイメージです。

ノルマがない会社が多く、穏やかな環境で仕事をすることができます。

一方、刺激をもとめる人には少し物足りないと感じる可能性もあります。

インセンティブの変動がないので、収入は安定しています。

その上、不動産業界全体の給料が高いため、管理会社もある程度しっかりした給料がでます。

安定志向の方には、ねらい目の業界です。

仮に、マンションに誰も住んでいなくても、管理する人は必要です。

そのため、なくなることはない仕事だといえます。

コロナ禍においても、各企業の業績はおちついている印象です。

開発会社、投資会社

開発会社は、土地を買って、建物をいちから作り、貸したり売ったりして利益を出します。

投資会社は、すでに立っているビルやマンションを、投資目的で一棟まるごと買う会社です。

宅建士必要性:高

入社難易度:高

仕事のやりがい:高

年収:高

安定度:低

将来性:中

土地や建物の売買時、宅建士の資格が必須となります。

採用人数が少なく、人気も高い業界なので、入社難易度はかなり高いです。

宅建士資格を持っていても、未経験だと就職は難しいでしょう。

転職の場合は、ビルの管理会社などで経験をつんでから、チャレンジするのが良いでしょう。

何もなかったところにビルが建つ、古いビルが新しくなり、街を作っていくのは代えがたい感動があります。

また、取引金額もけた違いで、数憶~数百億のお金が動くダイナミックさがあります。

不動産業界にとどまらず、全業種の中でも、収入の高さはトップクラスです。

平均年収ランキングに乗るような企業も多いです。

億単位のお金を動かすので、インセンティブがある会社だと、とんでもない額の給料がでる場合もあります。

開発会社、投資会社ともに景気にかなり左右されます。

特に投資会社はより影響され、リーマンショック時には多くの会社が倒産しました。

コロナ禍においては、オフィスや商業施設からの売上が激減し、各会社が大きく打撃を受けております。

一方、物価の安い地方の人気が高まったり、古いビルの建て替えをする開発会社もでてきているので、将来性はまだまだあると思っています。

まとめてみますと・・・

仲介会社管理会社開発(投資)会社
宅建士必要性
入社難易度
仕事のやりがい
年収中~高
安定度

不動産会社以外

金融機関、保険会社、建設会社でも不動産を扱かっていることがあるので、宅建士は必要とされます。

その他一般企業でも、オフィスを借りている場合は、契約の更新や引越しなどで、宅建士資格を活かせる部署があります。

宅建士をもっていて就職・転職に有利になることはあるが、入社難易度は企業によってことなります。

ただ、面接などにおいても、宅建士を持っているということは難関国家資格を突破した経験を持っているということで、大きなプラスになります。

入社後、宅建士が活かせる部署にとなると、総務部や法務部など限定的な印象があります。

宅建士をきっかけに入社し、希望する部署にいけるよう努力することも、もちろんありです。

業務に直接関係しなくても、宅建士有資格者として手当が出る会社もあります。

副業として宅建士を活用

フリーの営業マンをやとっている仲介会社も最近増えてきており、宅建士資格があれば副業をすることが可能です。

宅建士の知識や、資格試験などの経験を生かし、ウェブライターを副業とすることも可能です。

宅建士必要性:高

難易度:高

仕事のやりがい:高

年収:本人次第

安定度:低

将来性:本人次第

宅建士資格を持っているだけでは、難しいでしょう。

仲介会社などで業務経験があれば、副業の幅も広がります。

「自分の力で収入を得た」という達成感は強いです。

また、本業ではできない、自分ならではの仕事ができることも大きなやりがいです。

フリーの営業マンの場合は、インセンティブが高い場合が多いですので、収入も高くなるでしょう。

ウェブライターの場合は、専門記事が書けるようになりますので、仕事の単価も高くなる場合があります。

自分で仕事を探さないといけませんので、当初の安定度は低いです。

実績や信頼をコツコツと残していければ、安定して仕事をもらえるようになるでしょう。

独立

不動産会社として独立するのは、ハードルが低いことでも有名です。

宅建士資格と、必要な手続き、数百万円のお金があれば、基本誰でも独立は可能です。

宅建士必要性:高

入社難易度:本人次第

仕事のやりがい:高

年収:本人次第

安定度:低

将来性:本人次第

独立自体は難しいことではありませんが、そこからしっかり収入を得るのは本人の力量次第です。

自分の力を試すことができるのは、大きなやりがいを感じるでしょう。

不動産会社では、お客様から頂いたお金の何割かは会社に入れなければいけません。

独立した場合は全て自分に入ってくるので、努力次第で高年収が目指せます。

しかし、不動産の取引は、高額な取引が多いため、トラブルも多くなります。

不動産会社には、トラブルを受け持つ法務部などがありますが、独立した場合は、自分ですべて解決しないといけません。

宅建士の仕事内容、年収、将来性まとめ

宅建士の取得後を見据えて、自分が資格を活かしてどんな仕事をするのかをイメージすることが重要です。

宅建士の資格を取得できれば、人生の選択肢が広がります。

是非、これから宅建士を目指す方も、自分の将来のことを考えながら、試験対策に臨みましょう!

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