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社労士

社労士はやめとけ?仕事のやりがい、年収、将来性から人気理由を解説

こんにちは。ひのです。

当サイトでは、社労士資格の取得を推奨しています。

関連記事:社労士資格を取れば人生が変わります!現役社労士が理由を解説!

・社労士ってどんな資格?

・なんで人気なの?

・どれくらい稼げるの?

・独立しても食べていけるの?

この記事ではこれから社労士試験の受験を考えている方向けに、社労士資格の基本的な内容を解説していきます。

社会保険労務士試験は毎年4万人前後が受験する人気国家資格です。

ひの

国家公務員試験の受験者が2.8万人ですからそれを上回る相当な人気と言えますね

近年は働き方改革、年金制度改革、メンタルハラスメント、外国人労働者の増加など、社会保険労務士(社労士)が専門とする情勢に関心が高まっています。

今後ますます必要とされるだろう社労士の取得にご関心を持たれている方もいらっしゃると思います。

この記事をご覧になって、社労士の魅力を知っていただければとても嬉しいです。

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この記事の信頼性

僕はひのと言います。

社労士という資格の魅力に引き寄せられ、2年半の勉強期間を経て令和元年度社労士試験に合格しました(3度目の受験でした)。

社労士になりたいという強いモチベーションがしんどい勉強期間を支えてくれました。

ひの

社労士の魅力をたくさん伝えたいと思います!

社労士(社会保険労務士)とは

社労士とは、社会保険労務士法で定められた国家資格です。

社会保険の様々な法律を駆使して働く人の笑顔のために仕事をする、それが社労士です。

ひの

人に寄り添い、人を大切にする資格です。

社会保険労務士連合会が作成している動画があり、社労士の仕事がうまく表現されていました。

ひの

こういう公式の機関が出している動画で泣いたことないんですが、これは自分の境遇とも相まって何度見ても泣けます。

仕事が忙しくて子育てに参加できない父親と、子育てに一杯一杯の母親

その会社の社長に対して、社労士が子育てしやすい勤務制度のアドバイスを・・・という展開です

ひの

本当に素敵な仕事だと思います

国家資格は弁護士や司法書士、行政書士など色んな資格がありますが、その中でも社労士は特にやりがいのある仕事であると思っています。

社労士の仕事内容

社労士の仕事を大別すると主に次の4つです。

①手続き代行

②書類の作成

③労務コンサルティング

④その他

「手続き代行」と「書類の作成」は独占業務と呼ばれ、社労士の資格がないとお金を貰ってこれらの依頼を受けることができません。

ひの

独占業務がある資格は需要が多く、資格として人気の傾向があります!

①手続き代行

雇用保険、健康保険、厚生年金などの書類を作成し、官公庁に提出する仕事です。

社労士が取り扱う主な手続きは以下のとおりです。

・労働基準法関係手続き(36協定届、1年変形届、裁量労働協定届 等)
・労働安全衛生法関係手続き(定期健康診断結果報告、産業医・衛生管理者選任届 等)
・労働保険関係手続き(新規成立届、労働保険料申告、労災給付関係請求 等)
・社会保険関係手続き(新規適用届、適用関係届、算定基礎届、給付関係申請 等)
・労働者派遣法・職業安定法関係手続き(派遣業許可申請、定期報告書作成)

社会保険関係の書類は、ミスをすると重大な法令違反につながったり、将来の年金などにも影響したりする重要な書類です。

また、働く人などを守るのが社会保険ですから、手続きの漏れなどがあると労働災害などがあったときにその人をを守ることができなかったりしてしまいます。

そういった状況を避けるため、社会保険諸法令に精通している社労士に依頼を行い、適正に手続きを行うのがこの「手続き代行」です。 

企業が社労士にこれらの業務を依頼する動機としては以下のものがあります。

逆に言えば、これらのメリットを提供できるようになることが、事務を受託する際の重要事項ということになります。

ひの

社会保険の手続きは抜き打ち検査などありますので、社労士としての正確な手続きが求められますね!

②書類の作成

社会保険諸法令では、作成して保管しておかなければならない帳簿書類があります。

就業規則、労働者名簿や賃金台帳と言われるものです。

これらの作成を行うことも社労士の独占業務とされています。

ひの

特に就業規則は、会社で働く上でのルールを定めたもので、会社の根幹部分と言えます。

労働者と会社が揉めないためにも豊富な専門知識が必要とされます。

就業規則はその会社で働く上でのルールを定めた重要なものであり、労使トラブルを招かないためにも非常に大切な手続きになります。

経営者の思いを込めながらも労働者が気持ちよく働けるようなルールを作るにはなかなかの責任がありますね。

経営者と従業員双方が納得できる労働環境を作るために最も重要なのが就業規則です

③労務コンサルティング

近年は、女性の社会進出が進んだり、高齢者の雇用も広がったりなど労働者の多様化が進んでいます。

それらに伴って、例えばセクハラやパワハラ、妊娠を理由としたハラスメントなどのマタハラ、労務の問題もとても多様化しています。

そこで、社労士が経営者の相談役として活動するのが労務コンサルティングです。

ひの

上の動画の社労士さんの業務もこれに当たります。

労務トラブルや、生産性を向上するなどの経営者的な立場でアドバイスをしつつも、会社の社会的責任である労働者の保護を実現する、そのバランス力が求められる重要な仕事です。

④その他

その他の業務としては、例えば街角年金相談などに代表される年金相談業務や、学校や企業などに出向いて社会保険の講演を行う、社労士試験予備校の講師業などもあります。

ひの

社労士会に所属したら社労士試験の監督という仕事も募集があるみたいですよ!

社労士資格の活かし方

社労士資格には活用の方法が主に3つあります。

①開業社労士

②勤務社労士

③その他登録

簡単にいうと、自分で事務所を開くこともできるし、企業に雇われて社労士として活躍することもできます。

社労士資格を持っておくと、人生の選択肢が広がります。

それぞれがどんな活用方法か詳しく見てみましょう。

①開業社労士

開業社労士とは「自分の名前」で社労士としての業務を行う社労士のことを言います。

都道府県の社労士会に「開業社労士」として登録することで、開業社労士になることができます。

開業社労士は自分で事務所を開くことができ、自ら中小企業の経営者等に営業を行い顧問契約などを結ぶことになります。

開業したての時は自宅を事務所にして、社労士業が軌道に乗ると事務所を借りたり、労働者を雇ったりして事務所を構えている人が多いようです。

ひの

自分で事務所を構えるなんて想像しただけでワクワクしませんか?

現在40,000人程度の社労士登録者のうち開業登録は、約6割程度のようです(社労士連合会会報より)。

やっぱり頑張って社労士試験合格したからには開業登録して、バリバリと社労士業をしてみたいですよね。

開業社労士としてうまく軌道に乗せるには、社労士としての実力だけではなく、経営者としての能力も求められます。

②勤務社労士

勤務社労士とは一般企業で働きながらその企業の社労士として業務を行う社労士のことを言います。

そのため、勤務している企業以外の依頼を受けて社労士業を行うことはできません。

ひの

勤務社労士として会社で働くとエリート総務職員として頼りにされそうですね!

勤務社労士のメリットは、

・職場へのアピールになり、評価が上がることがある

・資格手当などの給与に反映されることがある

・職員からの信頼が厚くなる

このようなものが挙げられます。

自分の専門分野を持って、仕事ができるというのは非常に大きなやりがいになりそうです。

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③その他登録

その他登録とは「開業登録」も「勤務登録」も行わない、その他の登録を行う社労士のことです。

開業登録も勤務登録もしないため、社労士として他人の依頼を受けることができません。

ひの

メリットとしては、都道府県社労士会などが行う研修等への参加や、他の社労士と交流する機会をもてるなどがあります。

僕もコロナ禍が終息し、先輩社労士と気兼ねなく交流できる日が来たらまずは「その他登録」で社労士の実情を探っていきたいなと思っています。

そして、独立しても活躍できそう、収入を確保できそうな準備を整えてから開業に動き出したいですね。

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社労士資格が人気の理由

冒頭でも申し上げましたが、社労士は毎年4万人が受験する大人気資格です。

ではなぜ、そんなにも受験者を集めることができるほど人気なのでしょうか。

私が思う社労士が人気資格の理由を以下のとおり挙げさせていただきます。

・将来性がある
・働きながら取得可能
・開業も勤務も可能
・女性社労士も多数活躍している
・実生活に役立つ知識

社労士のおすすめ理由① 将来性がある資格

・注目度が増している労務トラブルへの対応

・高齢化による年金受給者増

日本で長年言われている、労働生産性の低さや人口減少による労働者不足、働き方改革などの雇用問題は今後もますます複雑化していくことでしょう。

それにともなって労務に関するトラブルや法令遵守の意識の高まりが増していくことでしょう。

そんな時に必要とされるのが社労士です。

また、老後2000万円問題に代表される年金の課題は高齢化が進む今後ますます関心が高まる事柄です。

自分はいくら年金がもらえるのか、何歳になったらもらえるのか

こういった疑問を持つ人も増えることでしょう。

年金の専門家は社労士しかいませんから、年金への関心が高まるにつれて社労士の需要も高まっていくことでしょう。

以上のことから、

労務にも年金にも精通する社労士の需要は今後もますます高まっていく

ことが予想されます。

社労士のおすすめ理由② 働きながら取得可能

働くことで社会保険などの重要性を認識して社労士を志すという方が多いようです。

社労士試験合格者の約8割はいわゆるサラリーマン

働きながらでも取得可能な独占業務を持つ国家資格は社労士以外にはなかなかありません。

そういった、資格の価値は高いながらも手軽に挑戦可能なところも人気の理由の一つといえるかもしれません。

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社労士のおすすめ理由③ 開業も勤務も可能

取得をした後の選択肢の多さも社労士の魅力の一つです。

例えば、試験が社労士と同程度の難易度と言われる行政書士などは開業資格とも言われ、企業に就職しながらの資格活用は想定されていない資格です。

一方、社労士は、開業することも可能であり、企業で働きながらも社労士資格を活かすこともできる資格です。

こう言った合格後の柔軟な選択ができるというのもいいですね。

ひの

勤務社労士として経験を積み、人脈を広げ、ある程度の実績を積んでから独立するということも可能です。

社労士のおすすめ理由④ 女性社労士が多数活躍している

毎年の社労士合格者の約3分の1が女性とも言われています。(令和2年度は合格者に占める女性の割合は36%)

他の資格、例えば司法書士などは女性の割合が20%前後ですから社労士がいかに女性人気が高いかがわかりますね。

・給与計算や保険料の計算など事務的な仕事が多い
・女性労働者特有の悩みなどにも対応
・産休・育休などの社会保障に関心が高い

こう言った理由などから女性にも人気が高いようです。

ひの

産休育休中に社労士の勉強をして取得している人も多いようですよ!

社労士のおすすめ理由④ 実生活にも役立つ知識

社労士の受験知識は社労士として活動しなくても実生活に役立ちます。

例えば年金などは自身も支払いや受け取りをしますので、自分がどのくらい年金をもらえるのかなど計算できるようになります。

また労働関係法令に詳しいと、働く上で会社が守るべきルールがわかりますので、いわゆるブラック企業などの法令を守らない企業から自身の身を守ることができます。

ひの

月の超過勤務時間が45時間超えている人は会社におかしいと伝えましょう!

社労士の年収

社労士の資格を目指す上で一番気になるのは「稼げるかどうか」ではないですか?

社労士は稼げないし、やめとけ!

って聞いたことがあるかもしれませんが、どれくらい稼げるのか見てみましょう。

開業社労士の平均年収

こちらはピンキリです。

年収1,000万円を超える人気の開業社労士もいれば、全く稼ぐことができていない開業社労士もいるのも現実です。

開業社労士の収入源は企業であることから、企業への営業力や、人脈などが年収に大きく影響することでしょう。

ただ、自分のした仕事がそのまま結果にすぐ結びつくって魅力的ですよね。

勤務社労士の平均年収

厚生労働省発表の勤務社労士の平均年収は約500万です。

国税庁データによる一般サラリーマンの平均年収が約440万円と言われていますので、勤務社労士の方が若干高めと言えます。

企業によっては資格手当などが支給されることもあることから一般的なサラリーマンよりは年収は高めになっています。

転職を考えている人は、求人情報を確認するのも社労士の年収を確認する上で良い参考になりますね。

MS-Japan公式サイト

これらを見ていても、社労士資格を持っているだけで、普通のサラリーマンより年収が増えますし、自分で開業すれば稼げる金額は青天井という魅力があります。

ひの

稼げるのもそうですが、人生の選択肢が増えるというのは、とても重要なことだと僕は思っています。

社労士の仕事のやりがい

社労士のやりがいはなんと言っても、人の人生の手助けをできることです。

社会保険制度はとても素晴らしい助け合いの制度です。

それらを通して、困っている人、苦しんでいる人を助けることができるのが社労士の一番のやりがいです。

ひの

私も障害年金の請求をお手伝いした時は、困っていて不安を感じているご家族に少しでも貢献できたと、本当にやりがいを感じました。

また、経営者と仕事をすることが多いことから、企業の成長を労務を通じて貢献することができるという点も大きなやりがいとなると言えますね。

社労士はやめとけ?社労士の仕事のやりがい、年収、将来性まとめ

以上、社労士の資格について基本的なことを書かせていただきました。

社労士は人のために仕事ができる非常に魅力的な資格です。

この記事があなたの社労士への第一歩につながれば幸いです。

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