みなさんこんにちは。
働きながら資格の勉強をするって難しいですよね。
資格に興味があっても、何をしていいのかわからない人もいるのではないでしょうか?
まず、社会人の方が資格の勉強をする場合、以下のパターンがあります。
①予備校に通って勉強する
②通信講座を利用して勉強する
③独学で参考図書を購入し勉強する
働きながら「通学」で資格取得を目指すことは大変です。
なぜなら、お仕事終わりに、予備校に通って勉強をしなければなりません。
ですが、通信講座を活用すれば、憧れの資格取得に一気に近づきます。
この記事では日中働きながらとれるおすすめの資格を5つ紹介しています。
先に結論から申し上げておきますと、当サイトが考えるおすすめの5選は以下です。
①社労士
②行政書士
③宅地建物取引士
④簿記2級
⑤TOEIC
では1つずつ見ていきたいと思います。
この記事の信頼性

僕はひのと申します。
令和元年(2019年)に3度目の受験で社労士試験に合格しました。
2年半の社労士試験勉強(2度の通信講座受講経験)を通じて得た経験や反省を踏まえたレビューをさせていただきます。
僕も働きながら、社労士試験を突破した身ですので、経験者がしっかり考えていきたいと思っています。
社会人が働きながら目指せるおすすめ国家資格と理由
では、ここからは忙しい社会人に向けて、働きながら取得が目指せるおすすめ資格とその理由について考えてみたいと思います。
ポイントはその資格が『使える資格』かどうかです。
働きながらおすすめ資格① 社会保険労務士(社労士)
おすすめ資格① 社労士
必要勉強時間 1,000時間
まず、おすすめしたいのは社労士です。
人気資格である社労士試験は、合格率が約6%という難関国家資格であり、資格試験で「8大士業」のひとつです。
8大士業とは以下の資格を指します。
- 弁護士
- 弁理士
- 司法書士
- 土地家屋調査士
- 行政書士
- 海事代理士
- 税理士
- 社会保険労務士
※この8大士業に特別に認められている権限が、職務上必要な場合戸籍や住民票の請求が可能となる請求権を持つことです。
社労士が人気の理由としては、
という理由があげられます。
中でも就職、転職については総務、人事担当者にとっては社労士資格を持っているということで有利になる場合が多いです。
人事や総務担当者の仕事の中には、社会保険手続きなど社労士が行う業務が含まれていることがあります。
しかも社労士試験の試験範囲は労働法や社会保険制度など企業の人事担当者であれば知っておいて損はないものばかりで構成されています。
実際に総務や人事で、入社や退職の資格取得や喪失の手続き、社員が休職する時の手続きの事務を行っている人もいるでしょう。
実務を経験している人は、取り組みやすい学習項目もあります。
実務に直結している箇所もたくさんあるので、普段の仕事でもモチベーション高く仕事に取り組むことができますよ。

将来独立したい!
という夢をまた、掲げていても、実際にはもう少し企業で働いて実績を積んでから独立の準備をしたいという方にとっても非常にプラスになります。
また社労士試験は総学習時間が1,000時間ほどの試験です。
今日から勉強を始めれば早い方で1年、2年間勉強すれば合格水準まで達する国家資格です。
ちなみに私は、社労士合格までに3年かかりましたが、1年目より2年目、2年目より3年目と着実に合格へ近づくことが実感できました。

また、通信講座を利用すれば、総学習時間が『1,000時間⇒700時間』くらいに短縮することができます。
私も通信講座で社労士試験に合格した身ですが、社労士の勉強は通信講座を利用すべきだと考えています。
また2022年7月から勉強を始めれば、ちょうど来年度の試験(2023年8月)にじっくり勉強して間に合うので、このタイミングで勉強を始めることをご検討ください。
↓↓受講者の合格率は驚異の29.4%↓↓
↑当サイトでもおすすめの社労士通信講座↑
働きながらおすすめ資格② 行政書士
おすすめ資格② 行政書士
必要勉強時間 500~800時間
次におすすめしたいのが行政書士です。
行政書士とは、官公庁に提出する権利義務、事実証明に関する書類の作成や提出手続きを行うことができる国家資格となります。
これらの作成は行政書士の独占業務であり、行政書士の資格なしでは作成することはできません。
実際に行政書士の資格を会社で活かすという点では、その効果は薄いかもしれません。
しかし、資格で取得をするために得た知識を、業務上活用することは可能ですし、法律の知識があれば、重宝される場合もあります。
行政書士が人気の理由として、
行政書士は難易度的にも社労士と同じくらいですし、とても人気の資格です。先ほどご紹介した8大士業にも入っていますし、是非目指してみるのはいかがでしょうか。

行政書士は毎年11月に試験が実施されます。
2023年での合格を目指すためには、このタイミングでの通信講座の利用をご検討ください。
↑↑受講生の合格率は驚異の40%越え↑↑
働きながらおすすめ資格③ 宅建士
おすすめ資格③ 宅建士
必要勉強時間 200~400時間
3つ目に紹介したいのが、宅地建物取引士(宅建士)です。
宅地建物取引士は、宅地又は建物の売買を行う場合、店舗に保有資格者が1人いないといけない資格です。
不動産会社では宅建士の免許が無ければ営業ができないということになります。
一方で難易度もそこそこ高い資格であるため、資格所有者は会社からは重宝されます。(中には有資格者に手当を払っている会社もあります)
宅建士が人気の理由としては、以下が挙げられます。
不動産業界の現場では、営業もしながら宅建士の仕事をすることもありますが、実際の宅建士の仕事は事務職に近いです。
重要事項説明をするための書類のチェックも欠かせません。
将来不動産業界を目指す方なら、宅建士を目指してみてはいかがでしょうか。

働きながらおすすめ資格④ 日商簿記検定2級
おすすめ資格④ 日商簿記検定2級
必要勉強時間 250~350時間
4つ目に紹介するのは日商簿記検定2級です。
日商簿記は、日本商工会議所が主催している簿記の検定試験です。
日商簿記の試験は勉強を頑張ってすれば、独学でも取得可能です。
まずは簿記3級から勉強を始めて、転職で有利になるためという目的であれば、「簿記2級」を目指しましょう。
3級の場合は比較的取得しやすい分、資格そのものの価値が認められにくくなります。
反対に1級となると、会計士や税理士を目指す人が目指すレベルとなります。(1級はさすがに通信講座の利用が必須です)
日商簿記が人気の理由としては、以下が挙げられます。
経理業務を現在している方のキャリアアップや、将来経理の仕事に就きたいと考えている方は取得を検討してはいかがでしょうか。
働きながらおすすめ資格⑤ TOEIC
おすすめ資格⑤ TOEIC
必要勉強時間 600点までは100点UPに200時間
600点以上は100点UPに300時間以上
最後にご紹介するのはTOEICです。
TOEICでハイスコアを持っている人は英語力以外にも良い印象を与えることができます。
TOEICでハイスコアを取るにはそれなりに努力が必要です。
高いスコアを目指すほど集中して勉強する必要があり、忍耐強さが必要になります。
そのため、TOEICスコアが高いほど、
「忍耐力がある」
「勉強家である」
「柔軟な発想ができる」
「頭の回転が早い」
というイメージを回りに持たれます。
TOEICが人気の理由としては、以下が挙げられます。
では、実際のところ、どの程度のスコアを目指せば良いのでしょうか?
ビジネスで使用するには最低でも600点は必要です。
逆に600点より下回るとマイナスイメージに繋がりますので、転職時に履歴書に記載することは避けておいた方が無難です。
外資系企業を目指すのであれば730点が足切りのラインとなります。
英語で簡単な事務作業ができ、担当業務の範囲内でのメールでのコミュニケーションは600点程度程度が目安になります。
英語は今、使うことがない環境でも勉強して損はありません。先ほどの社労士や行政書士、宅建士と一緒にTOEICのハイスコアを目指すのも非常に有意義だと思います。
働きながら資格を取得するためのおすすめ通信講座
さて、当サイトのおすすめ資格をご紹介してきましたが、
資格を取ろうとしても難関資格になればなるほど、
と考えますよね。
「通学」だとどうしても、仕事を調整するなど、通学以外の時間を取られてしまいます。
定時帰りが必須の条件になってきます。
突発的な「残業」で「通学講座に出られない!」という場合も安易に想像できます。
ですので、当サイトでは、資格取得には通信講座の利用をおすすめしています。
今は、コロナ禍でのリモート学習の普及の影響で、通信講座の質がかなり高くなっています。
スマホを活用した学習など、通勤時間やちょっとしたスキマ時間にしっかり勉強ができる体制も整っている通信講座もあるのでチェックしてみてください。
通信講座も質の高いものが多いです。多少費用はかかりますが、働きながら効率よく学習していくには通信講座の利用を是非ご検討ください。
ではここからは、当サイトがおすすめする通信講座の特徴についてご紹介していきます。
おすすめの通信講座① フォーサイト
まずはフォーサイトです。
わかりやすく要点がまとめられたフルカラーのテキスト教材は、全国平均を完全に上回る合格率を実現するほど定評があります。(社労士試験で30%前後の合格率を実現)
フォーサイトは、教室を持たないなど、通信教育の特性を活かした運用とコスト管理によって、「良質な学習をより低価格で」をモットーとしている資格講座会社です。
とにかく講義がわかりやすいです。数字の暗記など語呂合わせを紹介してくれます。僕も簿記の勉強はフォーサイトで勉強し合格しました。
テキストがフルカラーで図解表が豊富に使われているため、とても学習しやすいです。
アメリカの研究ではモノクロよりフルカラーの方が記憶に残りやすいという研究結果もあります。
【フォーサイト注意事項】
※TOEIC講座はありません。
※簿記2級は全額返金保証の対象外です。

おすすめの通信講座② アガルートアカデミー
次に紹介したいのがアガルートアカデミーです。
アガルートでは、多数のカリスマ講師が在籍しており、講師陣への好意的な声が多数見受けられます。
授業がわかりやすいのが評判です。
また、アガルートが会社の威信をかけて作ったテキストも特徴的です。
各種資格試験では膨大な出題範囲があります。
例えば、社労士試験に出題された問題のテキスト網羅率が他の予備校よりアガルートは圧倒的に高く、アガルートのテキストで勉強していれば、
あれ、この問題知らないぞ…
とテスト中に絶望することが無くなります。

おすすめの通信講座③ スタディング
3つ目に紹介したいのがスタディングです。
スタディングは「WEBテキスト」が中心になっており、問題練習で分からないキーワードが出てきたときに一瞬で検索可能です。
まさにデジタル学習、今の時代に特化した学習方法です。
デジタル学習は時短になりますし、重い参考書を持ち歩く必要もありません。
その為、テキストの印刷・配送代など、ムダを極限までカットしている代わりに、学習ツールの充実や、動画講義など、講座の内容にはとことんこだわってサービスを提供しています。
デメリットは、送付物がないことです。
要するに紙のテキストが無いのです。
もし紙テキストを中心とした勉強方法を希望するなら、他の資格講座を検討する必要があるかもしれませんね。
しかし、TOEIC学習についてはスタディングとアルクが共同開発したTOEIC対策講座があります。
TOEICの学習については、終わりがなく、リスニングが重要となります。
机の上でテキストを広げて勉強をするという方法以外にも、通勤や移動時間などの隙間時間を利用するのも効果的です。

おすすめの通信講座④ クレアール
4つ目に紹介したいのがクレアールです。
クレアールは「非常識合格法」と呼ばれる合格ノウハウがあります。
これは、過去の試験に出題された問題をクレアールが徹底的に分析し、必ず得点源とすべき事柄を厳選した「合格必要得点範囲」を独自に設定しています。
そのため、短期間でも効果的が可能となります。
クレアールが指し示す問題を勉強しておけば、合格点に迫ることができる画期的な方法です。
忙しい社会人にはうってつけかもしれません。
【クレアール注意事項】
※TOEIC講座はありません。

おすすめの通信講座⑤ ユーキャン
最後のご紹介したいのがユーキャンになります。
ユーキャン受講生の約8割が初学者と言われています。
CMなどで誰もが一度は聞いたことのある、通信講座ですね。
また、ユーキャンは初学者が多いため、テキストの構成も分かりやすいように工夫が施されています。
押さえるべきポイントや用語の解説、関連事項の補足まで、細かく解説されており、自分でまとめのノートを作る必要がありません。
最近になってからはデジタルテキストにも対応しており、スマホ1台さえあれば教材の持ち運ぶこともなく隙間時間を使って学習することが可能となります。
僕も社労士についてはユーキャンを受講し合格することができました。
なお、TOEIC学習については、スコアが650点までのコースとなるため、初学者向けともいえます。

社会人が働きながら取れるおすすめ資格まとめ
資格があれば、必ず就職や転職に有利になるという訳ではありません。
実際に転職をするとなると資格を所有している未経験者よりも実務経験者の方が有利に働くこともあります。
しかし、忙しい仕事の合間でなんとか時間をつくり、勉強に励み取得した資格は常に向上し続ける人という人柄が垣間見えます。
未経験でも資格を所有している、また勉強をしているというだけで、その資格に関連している業務を頼まれることもありました。
勉強することでチャンスが来るのです。
チャンスがきた時に「やってみます」といえることができ、その結果仕事の幅が広がります。
仮に未経験だったとしても、もし自分がやりたいと思える仕事や資格があれば諦めずに勉強を続けていきましょう。
